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客船フェスタ2019

3月21日(木・祝)外国大型客船「セブンシーズ・マリナー」の入港に合わせ、「客船フェスタ2019」がポートターミナル(中央区新港町)で開かれた。(主催/神戸市客船誘致協議会)

神戸港は日本三大旅客港の一つ。今回の客船フェスタは、市民に向けて船旅の魅力を広く知ってもらおうと開催された。入港歓迎セレモニーでダニエル船長は「神戸のような美しい港に寄港でき、乗船客の皆様とクルー一同大変嬉しく思っています」とあいさつ。記念品の贈呈、鏡開きの後に振る舞い酒が配られ、華やかなセレモニーとなった。  会場には神戸港就航のフェリー会社やクルーズ専門旅行会社の紹介コーナー、船長服で撮った写真を缶バッジにしてプレゼントするコーナーなどが並んだ。神戸の人気イラストレーター有村綾さんの描く「みなとまち神戸とクルーズ客船」をテーマにしたイラストに塗り絵を楽しむ企画も行われた。鳥瞰図絵師の青山大輔さんによる鳥瞰図作成体験ができる企画では、青山さんによるデモンストレーションもあり直接レクチャーを受けられる機会ということで家族連れで賑わっていた。

父親と兵庫区から来場した松尾逢香さん(小5)、香那子さん(小1)の姉妹は家族での船旅を予定しているという。停泊中のセブンシーズ・マリナー号を見て「大きくてカッコ良かった」と笑顔。垂水区から参加した若原蒼麿ちゃん(3歳)と、優麿ちゃん(1歳)兄弟の母親は「鉄道が好きなので船も見せてあげたくて」と話した。

また「クルーズで楽しい人生を」と題したセミナーも行われた。司会はマーキュリートラベル株式会社・代表の東山真明さん、NCLジャパン株式会社の川崎義則さん、大曲彩霞さん、スター・クルーズ・ピーティーイー・リミテッド日本オフィス代表の山本有助さんというクルーズのスペシャリストが集い、クルーズ旅行の醍醐味について解説。食事は旅費に含まれておりレストランも充実しているなどの話があった。クルーズといえば豪華な船旅のイメージが強いが「2泊からのショートクルーズなどもあります。豪華な船内で非日常を楽しむか、日常の延長でリラックスして過ごすのか、選んでもらえたら」と東山さんは話した。

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