お花見ウォーク
3月30日(土)、ユニバーウォーキングクラブによる「お花見ウォーク」が神戸総合運動公園(須磨区緑台)で実施され、7人が参加した。主催は特定非営利活動法人神戸アスリートタウンクラブ。
同公園内を中心に活動するユニバーウォーキングクラブは、効率的に歩くための理想的なウォーキングフォームの指導から、専用ポールを使って歩くノルディックウォーキングなど、四季折々の自然を楽しみながら毎月異なったウォーキング講習会を実施している。 この日は満開の桜の花を楽しみながら2時間歩く「お花見ウォーク」の予定だったが、連日の冷え込みにより開花が遅れたことや、天気も思わしくなかったことから、急遽イスエクササイズを取り入れ内容を変更して実施した。
参加者はまず「ほっともっとフィールド神戸」前の広場で30分ほどかけて準備体操やストレッチを行い、理想的なウォーキングフォームの指導を受けた。その後、ユニバー記念競技場の南斜面に広がる四千㎡の広大な「コスモスの丘」を目指し、満開に咲くアーモンドの花や、咲き誇る5万本の菜の花を愛で楽しんだ。3月前半に行われた菜の花ウォーキングの参加者からは、「あの時より随分背が高くなった」「黄色が濃くなってきれい」などの声があがっていた。桜の並木ではほころび始めた桜の花を愛おしそうに見つめ、写真を撮ったり、ウグイスの鳴き声に癒され、40分ほど公園内をウォーキングした。
その後、参加者はグリーンアリーナ神戸トレーニングセンターに移り、椅子に座ったままで行うイスエクササイズと、姿勢改善に有効なストレッチポールの運動を40分ほど行った。須磨区北落合から参加した会社員の田原浩二さん(41歳)は「いい運動になりました。休みがあえばまた参加したい」と笑顔で話していた。
主催した神戸アスリートタウンクラブの田村夏奈サブマネージャーは「ウォーキング講習会では歩き終わった後に『疲れた』ではなく『スッキリした、肩が楽になった』と言ってもらえることを目指している。人気のノルディックウォーキングやバランストレーニングなどに積極的に参加して、健康増進や体力づくりに役立ててほしい」と話した。