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西区

市民サポーターフェスvol.4 みんなの文化祭

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 10月4日(日)、なでしこ芸術文化センター内西神中央ホール(西区美賀多台)にて、ボランティア主催の「市民サポーターフェス vol.4 みんなの文化祭2026」が開催された。雨天にも関わらず立ち見の観客も出るほど多くの来場者が訪れた。
(主催/西神中央ホール 市民サポーター)
 西神中央ホールは2022年の開館当初より株式会社シアターワークショップ(東京都渋谷区)が管理・運営している。主催事業などではボランティアの『市民サポーター』が舞台技術やフロント業務、広報などを同社のスタッフと二人三脚でおこなっており、全国的にも珍しい取組みとして知られている。その市民サポーターが主催するフェスティバルが今年も行われた。テーマは「みんなの文化祭」。西区を愛し、活動する市民アーティストの発表の場としてステージと作品展示スペースが設けられた。
 館内のアートウォールには地元西区を盛り上げようとするさまざまな公募作品が並んだ。作者それぞれの切り口から描かれた「西区」に「ニュータウンに降った雪が印象的で家の前の景色を絵にしました」などといったコメントが添えられ、観る人を楽しませた。
 ホールで行われたステージには9組が出演。司会進行役は市民サポーターの巨勢さんが務めた。オープニングは、誰もが聞いたことのある曲を奏でることをモットーに活動するバンド〈FM19box〉の「銀河鉄道999」。ブルーノマーズの「ラナウェイベイビー」などを演奏し、最後の「学園天国」ではボーカルのクリスさんが「一緒に『ヘイヘイ』言いましょう」と観客に呼びかけ、会場は大いに盛り上がった。〈ラルゴオカリナ〉によるアンサンブルではオカリナの透き通る音色が会場を包んだ。続く〈アレックスボイス〉は想いの込められたオリジナルソングを熱唱。〈劇団海月〉はボリウッドダンスを披露した。ボリウッドダンスとはインド映画、特に「ボリウッド映画」の劇中で踊られるもの。インドの伝統舞踊だけでなく、ベリーダンスなどの要素がミックスされている。煌びやかな衣装を身にまとったダンサーたちがリズミカルな音楽に合わせてエネルギッシュに踊った。劇団のettyさんと露姫さんは「毎年ホールでリサイタルをしていますが、今日のステージはその時と違ってお客さんが近く解放的な感じでした」「今日のステージはとっても楽しかったです」と感想を話した。
 〈美ら音(ちゅらね)〉は沖縄民謡など4曲を三線で披露し、観客は沖縄の独特の音階に手拍子を合わせた。〈くとふてん〉は心が軽く温かくなるオリジナル曲をピアノの弾き語りで2曲披露。〈ハーモニーメイト&コモドサウンズ〉はハーモニカサークルとコモドサウンドの2つのグループがコラボレーションし「荒城の月」などを演奏。前回の同フェスのステージを見て応募したと話す〈麻の古着〉は「真っ赤な太陽」や「恋の季節」などをアルトサックス、フルート、ギターの三人で演奏した。
 ラストは〈オルフェ・サクソフォン・アンサンブル〉がジブリ音楽を披露。最後にジャズの名曲「シング・シング・シング」を演奏すると会場からアンコールが起こり「となりのトトロ」を演奏した。会場の熱気を残すステージではお楽しみ抽選会が行われ、同ホールにて開催されるコンサートや舞台のチケット、西神中央駅前の商業施設「エキソアレ」と「プレンティ」の商品券3千円分など豪華な景品が当選者に贈られた。
 SNSでイベント開催を知り川西市から来場した田中さん夫妻は「ステージがすごく盛り上がった。観客も一緒になって楽しめるのが良かったです」と笑顔。西区糀台から初めて参加した女性は「文化祭というだけあってジャンルが豊富で楽しめました」と話した。同じく糀台から参加の大西さんは「音楽が身近に聴けて良いですね。テレビで聞いているのとは違って、生の音楽が体に入ってきて体が自然に動きました」と感想を話した。
 市民サポーターの上野さんは「今年は館内に展示する作品も募集し、より文化祭らしくなりました。市民サポーターはホールと地元を繋ぐ存在、と思っていますが、来場者の多くが近隣の方だとアンケートからもわかっています。お買い物の帰り道に音楽が聞こえてきて、覗いてみたら生のJAZZ演奏を聴くことができた。近所にホールも建って、西神中央ってエエとこやな、と感じてもらえてたら嬉しいですね。来年は開館5周年。規模も大きく開催したいと思っています!」と笑顔で話した。

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