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ひと目でわかる!西区産

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 9月26日(土)、市営地下鉄西神中央駅改札前広場(西区糀台)にて、西区の農産物をPRするプロモーション事業「やっぱり2493(西区産)」キャンペーンのオープニングイベントが開催された。(主催/西区地域協働課)

 西区は市内9区で農家人口がもっとも多く、耕地面積も最大。稲作のほか野菜、果物、花、畜産物など幅広い農業が行われている。完熟の農産物を堪能できる観光農園や地元で採れた新鮮な野菜を購入できる直売所がある一方で、農業従事者の高齢化や後継者不足、農産物の認知度不足などの課題を有する。その対応として今回企画されたのが、区のマスコットキャラクター「神戸ウエストン」を活用した農産物のプロモーション事業「やっぱり2493(西区産)」キャンペーン。区内の生産者が市のホームページより申し込むと、のぼりなどの販促ツールや、品目別イラスト(いちじく・なし・キャベツなど25種類)を販売店や飲食店、マルシェなどのイベントで無料で使用することができる。
 同事業は市民から「西区産の野菜があまり売られていない」という声があったことをきっかけに始まった。野菜の販売時、生産地の記載義務は法律上、都道府県までとなっている。西区産も「兵庫県産」と表記され、認知されていなかったと西区地域協働課の担当者は話す。今後は神戸ウエストンとコラボしたロゴで、ひと目で「西区産」と分かるようになる試み。豊永太郎西区長は「ここ西神中央駅から10~20分の場所で、さまざまな野菜が作られています。この新鮮でおいしい西区の農産物をたくさんの人に食べていただきたい。西区の農産物を取り扱う皆さん、一緒に『西区産』をPRしませんか」と呼びかけた。
 この日はJA兵庫六甲神戸西営農総合センターが、押部谷町のブドウ・梨、岩岡のイチジク、平野町と伊川谷町の水菜・小松菜・ナデシコ、神出町のモロヘイヤを販売。少しずつ生産量が増えている水菜は約50年前から冬場の品目として大株の栽培が開始され、その後、サラダなどの生食需要に対応した小株で葉の柔らかい品種も増加。西区では鮮度の良い水菜を消費者に届けられる、都市近郊ならではの強みがある。
 イベントには雨模様の中、多くの来場者が訪れオープン前から長蛇の列ができていた。特に梨はシーズンの終わりに差し掛かっていたこともあり、あっという間に完売した。JA兵庫六甲神戸西営農総合センター長の板木政二さんは「今年の夏は暑くて、雨がなかなか降らず、生産量が減ってしまった品種もありましたが、地元で採れた農産物を地元の人に届ける機会が増えるのは大変うれしいです」と地産地消の推進に期待を寄せた。

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