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須磨区

高倉台近隣センター 彩り祭り

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7月24日(金)高倉台近隣センター(須磨区高倉台)で、商店街の有志によるイベント「彩り祭り」が開催された。(主催/高倉台近隣センター有志の会)

須磨ニュータウンの一つ、昭和48年に街びらきした高倉台は、昭和60年頃のピークを境に近年は人口が減少し、高倉台近隣センター周辺の人通りも少なくなってきた。街を盛り上げ「買い物できる・集える・楽しめる商店街」としての魅力を発信しようと、昨年11月から概ね月に1回「彩り祭り」を開催している。

毎朝、中央卸売市場や長田漁港より新鮮な魚や旬の魚を仕入れている「前川鮮魚店」は、ゲソボールやエビボールなど、小さい子どもでも食べやすいボール状の揚物をカップに入れて販売。イベント当日、店頭に立ち笑顔で接客をしたのは、街ができた当初から同店を営んできたという前川慶子さん(85歳)。「かれこれ60年ここでやってます。今は息子夫婦と一緒にさせてもらってます」と話した。
引越してきたばかりで、この日が初参加という西澤実来さん(5歳)はゲソボールを「おいしい」とうれしそうに頬張っていた。常連客は「特にお刺身が新鮮でおいしくて、お買い得ですよ」と太鼓判を押した。

県内で唯一の言語聴覚士による「ことばのリハビリ」に特化した専門施設「ことばの道」は、就労継続支援B型事業所で自家焙煎したコーヒー豆を使用した本格的なアイスコーヒーを販売した。さまざまな豆を試した中で、利用者や職員からもっとも評判が良かったブラジル産のサンアントニオプレミアムショコラを提供。同事業所では豆の選別、焙煎、計量、パッキング、梱包まで、多くの工程をチームで分担し行っている。例えば右手に麻痺があっても左手で豆を選別するなど、それぞれが自分に合った方法で力を発揮しているという。

2023年7月に開設した訪問看護ステーション「花ノ木」は、UFOかき氷とたこせんを販売。宇宙人をイメージしたインパクトのある店構えに子どもたちは興味津々な様子だった。かき氷の上にカラフルなお餅がトッピングしてあり、数種類あるシロップの中から自分で選んでかけることができた。子どもたちは虹色のかき氷を作ったり、友達同士でお揃いのサングラスをかけたり楽しんでいた。UFOかき氷をプロデュースしたのは2年前に閉店した人気かき氷店パパパピッピーズ元店長の幸内政年さん。須磨・高倉台エリア盛り上げプロジェクトを仕掛けており、「街の子どもたちに最高に面白い思い出を作ってあげたいと思いました。震災から30年経ちましたが、人が集まり、地域の子どもと大人の接点を作ることは防災にも繋がると思っています。真面目なことを面白く伝えていけたら」と語った。

かつて高倉台で暮らし、久しぶりに遊びに来たという女性は「ここに来たら知った顔がたくさんあってホッとします。一緒に子育てをした仲間です。昔は子どもも多く、地域の催しや祭りもたくさんありました。上の世代の人が子どもたちを楽しませようとしてくれていたことが記憶にあって今に繋がっているんだと思います」と微笑んだ。

スーパーボールすくいや、ドーナツなどを販売した「ヘアーサロンナカノ」二代目店主の中野幸生さんは「子どもから高齢者までが楽しめるイベントになればと思っています。さまざまな移動販売のお店も来てくれていますし、新たに彩り祭りに参加してくださる出店者も大歓迎です」と次回への意気込みを語った。


UFOかき氷

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