「なんか、めっちゃ夏まつり」 「垂水センター街 サマーフェスティバル2026」

7月18日(土)、垂水商店街と垂水センター街(垂水区神田町・陸ノ町)で「なんか、めっちゃ夏まつり」「垂水センター街サマーフェスティバル2026」が同時開催された。(主催/垂水商店街振興組合、垂水センター街1丁目会・2丁目会)
「なんか、めっちゃ®熱い夏」をキャッチコピーに毎年開かれる垂水商店街の夏まつり。100mほど北にある垂水センター街でもサマーフェスティバルが開かれ、楽しむ人で賑わった。
鮮魚店の和田商店では「魚釣り」のコーナーに行列ができていた。魚の種類や大きさ別に800円・600円・200円の水槽が設けられ、1分間釣りに挑戦。釣り上げた魚はその場で捌いてもらえる。水槽には同日の朝、中央市場や駒ヶ林の漁港で上がった魚や垂水漁港の昼網の魚、鯛・アナゴ・ガシラ・メバル・鱧・オコゼ・カワハギなどが泳ぎ、参加者はお目当ての魚を目がけて竿を降ろした。店主の藤井洋佑さんは「今日は日頃からお付き合いのある漁師さんがお祭りのためにたくさんの魚と、サメ、カニ、エビを提供してくれました。魚離れが続く中、自分が釣った魚を家族で食べる経験を通して、魚好きになってくれる子どもが増えたらうれしいなと思います」と話した。
家族でお祭りに参加し、魚釣りを体験した野田玲衣さん(小1)、衣織さん(年中)姉妹は釣り好きの父親にサポートしてもらいながら、それぞれ大きな鯛を釣り上げた。1匹は刺身に、もう1匹は煮つけ用に捌いてもらうと「魚が元気でピチピチしていた。食べるのが楽しみ」と玲衣さんは笑顔を見せた。
賑わう商店街に登場し来場者と交流を楽しんだのは「垂水戦隊たるみんジャー」。たるみんジャーは8年前に同商店街の若手店主が集う会「垂水センター街参丁目会」のメンバーが生み出したご当地ヒーローで、商店街の交通安全とマナー向上のためメッセージを伝えている。レッドは〈自転車の押し歩き推進〉、ブルーは〈歩きスマホ禁止〉、イエローは〈ポイ捨て禁止〉を担当する。ビジュアルデザインはメンバーでアイデアを出し合ったそうで、陸ノマル井パンの二代目、末武徹也さんは「フェイスに勾玉、首と胸には〝丁目〟が施されています」と明かした。子ども向け参加型イベント「ワクチンを集めて笑顔を取り戻せ!」にもたるみんジャーが登場。街を襲う「怒った顔になる病」に罹った店長を助けるミッションで子どもたちを楽しませた。
ほかにも垂水図書館による図書バッグ作り、児童発達支援所ラビット☆キッズ(垂水区清水が丘)によるCDを使ったコマ作り、えすぽツーリスト・レバンテ垂水営業所による玉入れなどのブースも賑わった。玉入れでは賞の名前が書かれた囲いに玉が入ると、旅行会社や交通会社のグッズ、温泉の素を獲得でき、喜ぶ子どもたちの姿が見られた。
流泉書房では地元の絵本作家・山本孝さんをゲストに迎え、おばけを工作するワークショップとサイン会が行われた。山本さんは「おばけのきもだめし」シリーズ(岩崎書店)、「アブナイかえりみち」シリーズ(ほるぷ出版)などを手掛けている。明石から友人と訪れた年長の男児は、購入した絵本に山本さんのサインを求めた。好きなキャラクターが目の前で描かれる様子を食い入るように見つめ、手渡された本を抱えて喜んだ。
垂水センター街一丁目会会長を務める田中佛具店・田中良和さんは「垂水商店街は古くからのお店も多い地元密着型の商店街です。お子様からシニアの方までが安全に利用していただけるように防犯カメラを充実させたり、21時頃まで照明をつけて、明るく安全な商店街を目指しています。今年もたくさんの方に楽しんでいただけたようで良かったです」と語った。

釣った魚をさばいてもらえる

商店街の交通安全とマナー向上を伝える「たるみんジャー」

工作ワークショップで完成したおばけ