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西区

かりばプラザ「七夕夜市」

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 7月4日(土)、七夕まつり「七夕夜市」が、かりばプラザ(西区狩場台)にて開催された。同時に、新たなコミュティ拠点を目指すシェアキッチン「かりばキッチン」オープニングイベントが行われ、多くの来場者が足を運んだ。(主催/元気アップかりば 共催/かりばプラザテナント会・各種地域団体・㈱こうべ未来都市機構)
 「かりばプラザ」に空き店舗が増え、衰退が顕在化したのは、西神ニュータウンのまち開きから20数年経った頃。急激な人口の減少や高齢化によるもので、当時の(財)神戸市開発事業団(現・株式会社こうべ未来都市機構)が地域に「かりばプラザの活性化を一緒に考えませんか?」と呼びかけた。その働きかけで2010年に発足したのが、かりばプラザテナント会と地域団体などの連帯協議体〈元気アップかりば〉。いつまでも安心して暮らせるまちのために話し合いを進め、同プラザで身近な季節行事を充実させることから始動した。同年には初の行事として七夕まつりを開催。毎年恒例となり、それぞれの団体ができることを持ち寄り実施している。今年は猛暑を避けて夕方からの開催とした。
 スタート前には新たに整備された「かりばキッチン」のお披露目も。地域住民が気軽に利用できる交流の場として、希望者が店主になり飲食店を営業できるシェアキッチンである。運営する株式会社ヒトトバの代表取締役・榎本康宏さんが説明を行った。シェアキッチンは日替わりで出店者が入れ替わる仕組みで、自身の好きなペースで出店できる。「低コストで出店の経験を積みたい」「地域の方と繋がりたい」「毎日は大変だけど時々ならお店をしてみたい」など、さまざまな「食」のチャレンジを実現するスペースになっている。同店の開店にあたっては株式会社こうべ未来都市機構代表取締役専務・浜本泰幸さんが、同プラザの空き店舗がすべて埋まり長年の念願が叶った喜びを語った。西区長・豊永太郎さんもお祝いに駆けつけた。
 あいにくの雨のため会場はアーケード内に限られたが、華やかな七夕の飾り付けが随所に見られ、秋葉神社参道脇の竹藪から切り出した笹竹には、子どもたちがさまざまな願い事を書いた短冊が揺れていた。かき氷・焼きそば・とうもろこし・ビール・ラムネなどの出店には来場者が列を作り買い求めた。今月から「かりばキッチン」で出店する〈かりばにあん〉は天ぷらセット・肉巻きおにぎり棒など惣菜を、〈手打ち蕎麦ひといき〉は北海道幌加内町産粗挽き全粒粉のおろし蕎麦を、それぞれ販売。6歳と2歳の息子と食事を楽しんでいた斎藤さん(西区狩場台)は「楽しいお祭りなので毎回参加しています。近いので子どもを連れてきやすく、ありがたいです。手打ち蕎麦もすごいクオリティーが高くておいしいですね」と笑顔で話した。
 ボランティアスタッフとして出店などを手伝った兵庫県立大学4年生の中熊さんは「雨にも関わらず、多くの人が来場されてビックリしています。初めてこのお祭りに参加しましたが他の地域よりお子さんも多く賑わっていますね」と盛況ぶりに驚いていた。 NPO法人コミュニティかりばの理事長 佐野正明さんは「6月はパン屋さんの〈パンドール〉、7月には〈かりばキッチン〉が開店し、店舗がすべて埋まり本当にうれしいです。近隣住民だけに限らず、多くの人に足を運んでもらいたいです」と思いを話した。


シェアキッチン「かりばキッチン」の看板


シェアキッチンの利用予定者も惣菜を販売した

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