すくすく赤ちゃんセミナー

5月1日(金)「西区すくすく赤ちゃんセミナー」が西区役所(西区糀台)で開催され、事前申し込みをした西区在住の生後5・6カ月の第一子の赤ちゃんと保護者7組が参加した。(主催/神戸市西区役所 保健福祉課)
西区保健福祉課では乳児検診に加え、妊娠中から出産・産後のサポートやケアのため、さまざまなセミナーやイベントを開催している。その一環として、同セミナーは育児の不安や疑問の解消、同じ月齢の子どもを持つ保護者の交流を目指して行われた。
まず、管理栄養士による「離乳食」の話から。離乳食は1日1回授乳に加える形で、午前中に柔らかめのお粥から与えるよう勧めた。離乳食を進めるにあたり、赤ちゃんの様子に合わせること、3回食になると大人の3分の1ほどのうっすらとした味を付けて味覚の幅を広げることを推奨。また、赤ちゃんが自分で食べる「掴み食べ」も良い刺激になると話した。
次に健康局保健課歯科衛生士による「歯」の話。歯の生え始めには個人差があるが、生えてきたら手入れが必要。ただ、いきなり歯磨きをすると赤ちゃんは嫌がるので、あらかじめ口のマッサージをして慣らすことを勧めた。初めての歯ブラシは、グリップが太めで毛先は小さいものがオススメ。人形を赤ちゃんに見立てたマッサージの説明も行われた。生活習慣については、スプーンやお箸の共有はやめるべき。昔は多かった「口移し」も、菌が赤ちゃんの口に入ることになるのでやめておくべきと説明した。
西図書館司書による「ブックスタート」の紹介もあった。ブックスタートとは、自治体が絵本を贈り、赤ちゃんと保護者に絵本と出合う体験を提供する活動。絵本を読む際には、楽しく優しく語りかけて、赤ちゃんから何か反応があれば良い。さまざまな絵本を見せればお気に入りのページができると説明した。赤ちゃんにオススメの絵本のポイントが3つ紹介された。まず①リズム感があること。例として『いないいないばあ』が紹介された。②言葉が正しく簡潔であること。オススメは『おつきさまこんばんは』など。③絵が丁寧でハッキリ描かれていることで、『うさこちゃんこんにちは』など。絵本を選ぶ時の参考にしてもらいたいと話した。『だるまさんがころんだ』の読み聞かせで締め括られた。
続いて保健師から事故予防について。赤ちゃんが成長するにつれて、できることが増えていき、誤飲の危険性も高くなる。筒状の「誤飲チェッカー」を紹介し、筒に入るものは赤ちゃんの喉に入り誤飲になると説明。たとえば、電池、マグネットなどが挙げられた。目についた物は何でも口に入れる時期なので、誤飲に注意が必要。また、赤ちゃんが動きだす時期なので電気ケトルや魚焼きグリルなどでの火傷も多いと注意を促した。ベビー用品を売るお店や百円均一ショップでも赤ちゃんの事故予防グッズが売っているので利用してみてほしいと説明。万が一事故にあった時の備えに、どこに電話をしたら良いかを把握し、あせらずに対応することが大切だと話した。
最後は、参加者たちの交流と個別相談。セミナーの終了後には、保護者同士で楽し気に会話をしながら帰る姿もあった。西区井吹台から参加した男児の母親は「今日はいろいろな話が聞けて良かったです。ちょうど離乳食を始めたところで分からないことが聞けて良かったです」と話した。同じく井吹台在住の男児の母親は「同じくらいの月齢の子たちと交流できて良かったです。また離乳食の話などいろいろと聞けてためになりました」と笑顔で話した。
