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須磨区

自教園であそぼう

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 4月19日(日)、自然教育学習園(須磨区妙法寺)で、竹を使った工作を楽しむ「自教園であそぼう!~竹スコップと竹植木鉢作り」が行われた。(主催/自教園を守る会ASOBO)
 自然教育学習園は妙法寺小学校北側の自然が残るエリアに位置する。敷地面積は約2100㎡、竹林や池、畑があり、年に数回、妙法寺小学校の授業の場としても利用されている。
 昭和24年に橋田鶴松さんが妙法寺小学校に寄贈したこの土地は「自教園(じきょうえん)」と呼ばれ、児童と職員の手により整備され、教育の場として利用されてきた。かつては週に1時間、各クラスで自教園に行き、観察記録をとったり、管理作業をしていたという。家庭科の授業の一環でお茶の葉を育て「妙法寺茶」を作って飲んだり「自教園工作クラブ」では園内で栽培したものを材料に工作をしたりと、卒業生にとっては思い出深い場所となっている。
 ところが、近年は授業で活用される機会が減り、整備が追い付かない状態が続いていた。そのことを知った卒業生有志が整備を手伝い、子どもたちが自然体験できる機会を増やそうと2021年12月にボランティア団体「自教園を守る会ASOBO」を結成し活動を開始。昨年度は竹を使った流しそうめん、夏祭り、花火大会、竹のペン立て・竹鉄砲作り、アヒル池の整備などを行った。今年度はさらに整備をメインにした「自教園リノベーター」と、月2回、有機野菜作り体験の場を設ける「ASOBOベジ部」を発足し活動を充実化、仲間を募集している。
 この日は、竹スコップと竹の植木鉢作りに挑戦。まずは材料となる竹の切り出しから。先端をよく見て、竹が倒れる方向を見極めることが大切だという。竹用ノコギリを力いっぱい動かす参加者に、スタッフが「引く時に力を入れてみて」とアドバイスした。スコップは竹を縦半分に割り、持ち手と刃先の形を決めて削り出す。刃先部分は竹の丸みをそのまま活かした。植木鉢は両側に節を残した竹筒を横に寝かした形で作る。上部に大きく四角い穴を開け、底部にはドリルで水抜き穴を開け、転がり防止の脚をつけると完成。
 自然と工作が好きだという渥美友貴さん(妙法寺小3)は「小刀やノコギリは初めて使ったからちょっと難しかったけど、楽しかった」と話した。保護者は「なかなか体験できないことをやらせていただけて、ありがたいです」と喜んだ。
 作品完成後はタケノコ掘りにも挑戦。地面から10㎝ほど出たタケノコを傷つけないよう、周囲の土を掘り下げていく。参加者はずっしりと重いタケノコを取り上げると満面の笑みを浮かべた。
 同団体の辻井学さんは「子どもの時からここでたくさん遊んで育ちました。これからも子どもたちの居場所であるように整備したいと思います」と意気込みを話した。

自教園を守る会ASOBO インスタグラム
https://www.instagram.com/oyama_asobo/reels/

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