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お花見ものづくりマルシェ

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4月4日(土)、神戸市ものづくり工場(兵庫区和田山通)にて、ものづくり体験などが楽しめる「お花見ものづくりマルシェ」が初めて開催された。(主催/神戸市、神戸市ものづくり工場活性化協議会)

神戸市ものづくり工場は、阪神・淡路大震災で被災した中小製造業に対し、復興を支援する目的で建設された全国初の大規模な公設賃貸工場。このイベントは、来場者にリニューアル間もない緑地で花見を楽しんでもらい、同時に入居企業の優れた技術やこだわりの製品を知ってもらうきっかけになればと企画された。

シューズメーカー「中谷加工所」は、本革の小さな宝箱(コインケース)を作るワークショップを開催。同社のブランド「コリンキッカ」のスニーカーと同じ牛革と留め具を使った三角形のコインケースが作成できた。牛革は5色の中から好きな色を選択。同社には独自のカラーネームがあり「アロエ」「蓮根」「どらやき」などユニークな名前が付けられている。企画営業部長の清谷典子さんは「スニーカーを作るには40ほどの工程があるのですが、すべての工程を自社で行っています。ワークショップに参加していただくことで、たくさんの工程を経て皆様のお手元に届くことや、日本の職人技を知っていただくことができればうれしいです」と話した。

自動機製造の「TKエンジニアリング」はミントケースLEDライトの製作体験を実施。参加者は緊張した面持ちではんだごてを扱い、部品の取り付けを行った。長田区から参加した金子陽弥さん(小5・取材時)、ひよりさん(小4・同)兄妹は、ものづくりが好きだと言い、繊細な作業も集中して取り組んでいた。保護者は「近くで習い事をしているので、この場所は知っていました。普段は入れないので、どんなことをしているのか興味がありました。今日は子どもたちがものづくりを体験させていただけてよかったです」と満足した様子だった。同社は次世代の教育事業にも力を入れており、「モノコトLab.Club」としてコベカツにも登録している。活動内容はプログラミングでロボットを動かしたり、電子工作、ペーパークラフトドローンなどを行う。

ほかに神戸大学、神戸マット工房、神戸のシューズ工房「パッソ」、神戸電鉄、NIRO3Dラボによる物品販売やキッチンカーで飲食物の販売もあった。また、灘五郷の日本酒の有料試飲コーナーが人気を博していた。酒蔵の直売所に行かないと手に入りづらい銘柄を飲み比べることができた。来場者の男性は「フルーティーで飲みやすいものやきりっとした辛口のものなど、おいしくいただきました」と話した。


コインケース


はんだ付けの様子

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