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須磨区

須磨友が丘高校 清掃活動と防災交流のイベント

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3月22日(日)、「妙法寺を綺麗にしよう!一緒に掃除しませんか?」の清掃活動と防災交流のイベントが開催され、事前申し込みをした21人が参加した。 (主催/兵庫県立須磨友が丘高等学校 協力/ボランティア団体 須喜磨会)

兵庫県立須磨友が丘高校では「須磨から未来へ」の授業の一環として生徒が地域と関わる活動に取り組んでいる。その中で生徒たちが地域住民と交流するイベントを企画し、今回実施することになった。企画したのは同校2年生の山口沙耶さん、野村真優さん、服部陽希さん。前半は清掃活動、後半は防災交流が行われた。須磨区役所が参加者をつなぎ、毎月区内で美化活動を実施している〈須喜磨会(すきまかい)〉が協力、〈横尾シニアクラブ〉〈婦人会〉も参加した。

当日は妙法寺駅のリファーレ横尾前広場(時計台前)に集合。まず同校の総合学科推進部長・岩本和也教諭から「今回は生徒たちから地域で清掃活動がしたいとの声があり、企画しました。皆で楽しんで清掃活動ができたら良いと思います」とあいさつがあった。参加者は2班に分かれ、横尾郵便局方面とリファーレの駐車場方面の2つのルートで清掃活動を行い、最後に「中公園」で落ち合い集合した。歩きながら見つかったゴミはマスク、ティッシュ、お菓子の空き箱、ペットボトル、空き缶など。歩道脇の垣根の中にゴミがたくさん埋もれているケースが多く参加者たちは目を凝らしながら歩いた。

途中、参加者が通りすがりの知人に声をかけられる場面や、高校生と参加者が楽しそうに会話する場面もあり和気あいあいとした雰囲気だった。親子で参加した子どもたちは上手にトングで挟み、保護者の持つゴミ袋に入れていた。中公園で集合すると、ゴミを分別し、集合写真を撮って前半の清掃活動を終了した。須喜磨会代表の安本猛さんは「今日は老若男女、皆で一緒に楽しみながら清掃活動ができて有意義な時間でした。今回、区役所から声をかけてもらい高校生と一緒に清掃活動ができて良かったです。今回に限らず他校からも提案があれば生徒さんたちと一緒に活動していきたいと思います」と感想を話した。

後半の防災交流の会場は須磨友が丘高校。清掃活動を行いながら同校まで移動した。道中、ペットボトル、お菓子の空箱などがあったが学校の周辺には煙草の吸殻が特に多く参加者たちは驚いていた。

後半の防災交流では最初に生徒からスライドを用いて地域と防災をテーマに解説があった。今日の企画の根底に、令和6年に同校が避難場所に指定されたことがある。災害時、地域の人たちとまったく面識がないより、交流や繋がりがあった方が良いと考えてのことだった。また、最近では避難所に駆け込むだけでなく、在宅避難という考えも広まり始めている。プライバシーが守られ、ペットと一緒にいられ、感染症のリスクの軽減されることなどがメリットとして挙げられる。保存食の備えの必要性にも触れ、防災で大切なことは事前の備え、実際に試しておくこと、地域のつながりだと説明した。

交流会は参加者2人と学生1人のグループに分かれ、話し合った。参加者から「また機会があれば参加したい」「若い人と一緒にできて楽しかった。自分の孫世代が頑張ってるので私も頑張らないと」「高校生の方が防災や美化に興味があるので感心した」との声があった。同校1年生の東本阿乃さんと岩元鞠香さんは「ゴミ拾いがこんなに楽しかったのは初めてで、地域の方と交流ができて良かったです」「友が丘高校に近付くにつれてゴミが多くて、もっと私たち高校も清掃活動をしないといけないと思いました」と話した。防災の話を振り返り「避難所へ行くか在宅避難か考えておくこと」や「日頃から保存食を備えておくこと」の確認もあった。
イベントを企画した高校生は「不安もあったけど、地域の方が温かく受け入れてくれたので良かった」と安堵した様子。最後に保存食で水やお湯があれば食べられる「アルファ米」がお土産として配られ、参加者がうれしそうに持ち帰る姿があった。(※学年はすべて取材当時)

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