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本と出会う・人と出会う「トナルバ」

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3月21日(土)~22日(日)、西神中央ホール(西区美賀多台)アートスペースにて、本を通して人のつながりをつくる場「トナルバの推し本・推し活ライブラリー」が行われ、新しい本との出会いを求める来場者が訪れた。 (主催/トナルバ)

3人の共同代表で運営されている団体「トナルバ」が開催する「推し本・推し活ライブラリー」とは、みんなに紹介・オススメしたい本「推し本(おしぼん)」と、推している活動「推し活」を、紹介したい人「推し人(おしびと)」自らが展示・紹介する、本と人とが出会うライブラリーイベント。西神中央で不定期に開催され、今回で6回目となった。今回は、30人の推し人が自ら推し本に熱い想いを込めたポップを添えて展示した。出展は1冊から可能で、木製ボックスの本棚を借りて、自身の世界観を詰め込んだコーナーを作ることもできる。ポップに書かれたメッセージに惹かれた来場者は、ソファに腰かけてゆっくりと読書することができ、普段はあまり手にしないジャンルの本にも出会うきっかけとなる。以前から推し人として参加し、このイベントに魅了されたという松田有紀さんは、瀧波ユカリさんの著書を紹介。手書きのポップには「女性が日々感じているモヤモヤを華麗に言語化してくれます。私たちは怒っていい。言葉を手に入れた私たちは強くなれる」とメッセージを添えた。会場では詩の朗読、カリンバやウクレレの演奏、中国茶と中国絵本の紹介などのミニイベントも推し人によって催された。メンバーの村上千賀子さんも、絵本の読み聞かせと紙芝居のミニイベントを担当。春にちなんだ散歩やピクニックの絵本、紙芝居「となりのさくら」を読むと、子どもも大人も聞き入っていた。来場者は「ロシアの現地の絵本が見られてうれしい」「古い本に出会えるのもありがたい」「この本のこのページが好き」など本を通した交流を楽しんでいた。推し本の感想や推し人へのメッセージを書いて会場内のポストに入れることで推し人に感想を伝えられる仕組みもあった。

「トナルバ」の名づけ親である共同代表の紀氏美津子さんは「誰かが誰かの隣に寄り添える場〈隣る場〉、一人一人の想いが形になる場〈〜と成る場〉という願いを込めて名付けました」と話す。同じく共同代表の羽田尚子さんは「大学生協で長く書籍部門を担当しており、本や人との関わりの中で(この本はあの人が好きそうだな)など、本の向こうに人の顔が浮かぶようになりました。その後、自分が暮らす地域の魅力的な人たちの存在を知り、本を通して人が繋がれるみんなの図書館を創りたいと思いました。今は単発のイベント型のライブラリーですが、西神ニュータウン内にサロンのようなコミュニティライブラリーの常設を目指しています。地域活動にご理解があり、空きスペースや空き家情報をお持ちの方は、お知らせいただけたらうれしいです」と夢を語った。

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