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垂水区

飲む美容液!甘酒

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甘酒は、日本で古代から飲まれている伝統的な発酵食品のひとつ。多くの栄養素が含まれることから「飲む点滴」「飲む美容液」といわれるほど、健康面、美容面でも効果が期待できる。
3月12日(木)、ブランチ神戸学園都市(垂水区小束山手)コミュニティルームで、生活クラブ生協都市生活主催による甘酒に関する講習会が開かれ、事前申込をした23人が参加した。

生活クラブには、組合員同士のたすけあいの仕組みがあり、そのひとつとして、特技を持つ組合員が講師となって開催する講習会がある。ブランチ神戸学園都市でも毎月さまざまな講習会を開いている。

当日の講師を務めたのは、組合員で日本発酵文化協会認定の発酵プロフェッショナルの資格を持つ糀本りえさん。はじめに、甘酒ができる仕組みについて話した。甘酒の原料の米こうじは、デンプンを分解して糖にかえる酵素をもっている。米こうじと水を混ぜて、55~65度の環境で4時間以上保温すると米のデンプンが分解され、ブドウ糖が作られて甘くなる。温度が高すぎても低すぎても酵素が働かなくなるので、温度調整と時間が大切と解説。

続いて甘酒づくりの実習を行った。糀本さんはプリントを使って作り方の手順を説明。
①まずお湯を沸かし、65度程度まで冷ましておく。
②(約300~500ccの)保温ポットに冷ましたお湯を入れる。
③お湯に米こうじ(乾燥タイプ)を加え、清潔なスプーンなどで混ぜる。
④6時間ほど保温する。途中で1~2回かき混ぜる。⑤6時間経過後、食べてみて甘くなっていれば完成。
甘酒を長持ちさせる加熱についての説明もあった。
参加者たちは持参した保温ポットにお湯を入れ、用意された米こうじを加えた。ポットの大きさによりお湯の量が異なるが、甘酒の濃さが変わるだけなので問題はないという。米の粒感が気になる場合はブレンダーなどでペースト状にすると良いとアドバイス。

参加者たちが甘酒を仕込み終わると、甘酒を使ったアレンジレシピの紹介があった。甘酒にトマトジュースと牛乳を混ぜた「トマト甘酒」や、甘酒にプレーンヨーグルトと牛乳を混ぜた「乳酸甘酒」、さつま芋と甘酒を加熱しペースト状にしたものにシナモンパウダーを混ぜて作る「甘酒さつま芋餡」などを紹介。トマトジュースは飲めないのに甘酒のアレンジだとおいしく飲めると話す参加者も。糀本さんはほかにも青汁や野菜ジュースに甘酒を加えたり、肉じゃがなどの料理に使うのもオススメだと言い、好きなようにアレンジしてほしいと話した。糀本さんが参加者からの質問に答える時間も設けられた。

垂水区学が丘の女性は「いつもは玄米こうじで作っているので、今回の甘酒は甘味と食感が違いました。アレンジの方法がたくさん知れて良かったです」と感想を話した。西区学園東町の女性は「甘酒づくりは初めてですが、簡単に作れたのでこれをきっかけにまた作ってみたいです」、中央区から参加の組合員歴30年の女性は「とても勉強になりました。手軽にできるのでまた作ってみたいです」と話した。糀本さんは「大盛況で良かったです。質問もたくさん出て、興味をもたれている方が多いと感じました」と笑顔を見せた。


甘酒づくりの実習

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