交通安全教室 自転車マナー守れてる?

3月12日(木)竹の台児童館(西区竹の台)で、自転車のルールを学ぶ交通安全教室が開かれ、保護者や、地域住民約30人が参加した。(主催/竹の台児童館 協力/神戸西警察署)
4月1日から自転車運転者にも適用が始まった「青切符(交通反則通告制度)」。自転車の取り締まり強化を機に、自転車を中心にした交通ルールを再確認する目的で開催された。講師を務めたのは神戸西警察署の石橋みゆき警部補。
西区内での人身交通事故は近年、減少傾向にあるが、令和7年は微増、物件(物損)交通事故は横ばい傾向にある。令和7年中、兵庫県下の人身交通事故件数に占める車両相互の追突事故の割合は27%なのに対し、西区は33.8%。車両の追突を防ぐためには前車はもちろん、先ざきの交通状況にも目を配る。先行車群の流れの変化を読み取りながら、前車の減速・停止に対応できるよう車間距離を常に長めに保つことが大切だと説明。また、早めのライトの点灯も重要。春期(3月~5月)は自転車も含めて午後5時に点灯を推奨している。自転車と車両の事故の半数は出合い頭で発生している。一時停止場所や見通しが悪いところでは一旦止まって安全を確認してほしいと訴えた。
自転車への青切符の適用は、警察官の警告に従わずに違反行為を続けた場合や、歩行者・通行車両に危険を生じさせる行為、交通事故につながるような悪質・危険な違反行為が取り締まりの対象になると伝えられた。対象は16歳以上。 罰則例としては、携帯電話の使用等(ながらスマホ)/反則金1万2千円、通行区分違反・信号無視/6千円、一時不停止、イヤホンの使用(必要な音が聞こえないなどの場合)、無灯火/5千円、二人乗り、並進/3千円など。酒気帯び運転など危険性の高い違反については、現行通り刑事罰の対象となる「赤切符」が交付される。
講習の後には自転車に関する交通〇×クイズが行われた。①13歳になっていない子どもは、自転車で歩道を走ることができる ②自転車で歩道を通る際には、車道寄りを走る ③広い道であれば自転車で横に並んで走っても良い、などの問題が出題された。
(正解①〇②〇③×)
「ちょうど4月から幼稚園の送り迎えをするため、自転車ルールを改めて教えていただき、とても勉強になりました」と満足した様子で感想を話す参加者も。親子で参加した東郷沙弥香さんは、講習を受けて「疑問だった児童館の近くにある標識の意味が分かるようになりました」と話し、息子の誠ちゃんは、反射材を使ったリフレクターのプレゼントに笑顔を見せていた。
石橋警部補は「ドライバーの皆様には時間と心に余裕を持って、これまで通り交通ルールを守りながら安全に運転していただければと思います。ご希望があれば、交通安全教室に出向くことも可能ですので、各区の警察署交通課までお問い合わせください」と呼びかけた。