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湊川神社さんに聞いてみよう!

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1月25日(日)市立中央体育館(中央区楠町)で「湊川神社さんに聞いてみよう!神様と仲良く暮らすには?&月次祭(つきなみさい)に参列してみよう!」が開催され、15人が参加した。 (主催/神戸市立中央体育館 協力/湊川神社)

同体育館と隣接する名将楠木正成公を祀る湊川神社(中央区多聞通)とのコラボ企画として、昨年度に続き2回目の開催となった。今回は湊川神社の月次祭に参加者全員が参列した。

「月次(つきなみ)」とは「毎月」という意味で、神社に縁ある日に毎月恒例で行われる祭典のこと。楠木正成公と、弟正季卿以下一族が、殉節(じゅんせつ)したのが延元元年(1336年)5月25日。その日を縁として、智・仁・勇の成人であった大楠公の御事跡を偲び、毎月25日に月次祭を執り行っている。

月次祭に参列後は同体育館に移動して、湊川神社広報室長の鈴木智子さんによる講話が行われた。楠木正成公は後醍醐天皇の命令により鎌倉幕府の倒幕などさまざまな闘いに尽力するが「湊川の戦い」で自刃。地元民から「楠公(なんこう)さん」の愛称で親しまれている同神社は、楠木正成公没後約500年後の1872年(明治5年)に明治天皇の勅命により創建され、その時代背景や歴史について説明があった。

続いて、月次祭で執り行われた「献餞(けんせん・洗米や酒、餅などを供えること)」や「祝詞(のりと・国家の弥栄と氏子崇敬者の繁栄を祈り奏上することば)」などすべての儀式について鈴木さんが解説。日本の伝統楽器である笙(しょう)や篳篥(ひちりき)などの演奏とともに「豊栄舞(とよさかのまい)」を奉奏する「神楽(かぐら・御神慮を和める巫女舞及び楽曲)」では「神様も巫女さんの舞を観て楽しい気持ちになって力が高まります」と説明した。

「皆さん、幸せですか?」と参加者に問いかける鈴木さん。「『ありがたい』と感じることが幸せだが、それに気付けないことを残念に思う。『ありがたい』の反対語は『当たり前』。当たり前にできなくなった時に幸せだったと気付くもの。毎月初めにありがたさを実感することが幸せに暮らすことに繋がる」と呼びかけた。

ほかにも新年にお迎えする歳神様について正しい迎え方や正月飾りの意味、参拝マナーなどの説明にメモを取る姿が多く見られた。須磨区妙法寺から参加の田中昌樹さんは「湊川神社には何度もお参りしているが月次祭は初めてで、厳かな気持ちになりました」と話した。鈴木さんは「神社を身近に感じて足を運んでいただき、一日一日を心穏やかに暮らすための幸せの種まきをしていただけたら」と話した。

◆湊川神社 月次祭
 日時/毎月25日 午前10時
 場所/本殿


月次祭

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