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須磨区

虹色の海プロジェクト

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市立須磨区文化センター(須磨区中島町)で2月11日に「虹色の海プロジェクト」による交流型アートワークショップが開催された。

大きな布いっぱいに海の魚や生き物を描き加えながら、一つの作品を完成させる試み。 会場には未就学児を連れた親子やシニアの参加者など幅広い世代が集い、和やかな空気の中進行した。まずはじめに、海に見立てたキャンバスを参加者が〝海の色付けスプレー〟で虹色に染めた。続いて次々と布いっぱいに、魚や生き物の形のスタンプを押していった。

企画と図案の考案者である、プロジェクト代表の成田弘子さんは、画家・イラストレーターとして須磨区を拠点に活動している。成田さんにとって須磨の海は犬との散歩コースであり、生活に溶け込んだ存在だという。「須磨でイベントをするなら、皆さんにも親しみのある海でと思っていた」と話し、これまでにもビーチクリーンや廃材を使ったアップサイクルのワークショップなどを行ってきた。「みんなで一つのものを作り上げるのは初めて。世代を超えて一体感を味わってほしかった」と話す。下絵は「海の生き物」「命の循環」をテーマに描き下ろした。

別室では魚のスタンプでトートバッグを作るワークショップも実施。さらに別会場では、絵本と雑貨を取り扱う「とんがり小屋のチェミリー」のオーナーによる歌と絵本の読み聞かせ「とんがり劇場ライブ」(2部制)や、物語体験型の魚つりチャレンジ、世界でひとつしかない魚を描くぬりえワークショップも同時開催された。

ほかにも、ハンドタッチケア、かるた遊び、輪投げ、キッズスペースも設けられ、子どもからシニアまで思い思いに楽しんでいた。当日スタッフは成田さんの思いに共感した仲間たちがボランティアで協力した。「オープンからもう4時間ずっと楽しんでいる」と話す、東灘区から訪れた4歳の女の子と家族。「めっちゃ楽しい!帰りたくない!」と夢中になる子どもの姿に、保護者も笑みがこぼれていた。

参加者のスタンプで彩った布に、成田さんが仕上げの絵を描きこみ完成させると、拍手が湧き起こった。当日総勢70人で完成させた作品は、同センターホールでの展示(会期終了)を皮切りに、長田区の兵庫県立神戸生活創造センター展示ギャラリー(5月16日・17日)など巡回展を予定している。「参加者の思いが広がり、見る人の勇気や元気の源になれば」と成田さん。展示協力先も募集中。

問い合わせ先/
 TEL 090・8532 ・4551(成田弘子さん)
 メール piro2.sanatin@icloud.com

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