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秋のガーデンウォーク〈北野坂エリア〉

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神戸市公園緑化協会は、三宮・北野坂・旧居留地等の都心部をはじめ、市内各所の花壇のデザインから管理までを行っている。新しい植栽のあり方として、みどりと花のブランド戦略「Living Nature Kobe」を策定し、自然とともに暮らす都市・神戸を目指している。

12月9日(火)と10日(水)には、同協会主催で花壇のコンセプトやデザイン、植えられている植物について実際に花壇を管理しているプロガーデナーの解説を聞きながら、約1時間かけて現地をウォーキングするイベントが開催された。取材日の9日は北野坂エリアを関西造園土木株式会社の1級造園施工管理技術士で植栽基盤診断士の大谷芽衣子さんとともに歩いた。(10日は三宮南エリア)

当日は快晴の空の下、北野坂南側の円形の花壇の前で集合。解説がよくきこえるように、イヤホンが全員に配られた。北野坂のトウカエデの葉は黄色に色づいていた。大谷さんは「北野坂の南側では全体が黄色に色づいているが、坂の上の方では先が赤く色づいているので、その様子も見てほしい」と話しながら北へ進む。

日なたにはシュウメイギクやアキレア、ラナンキュラス、日陰にはガーデンシクラメンなど、花壇は日当たり具合や、背景となる店の雰囲気や色合いによって植える植物を変え、それぞれアレンジされている。これらの植物は冬越しして、5月頃には背丈が大きくなり花壇も今とは違う風景になるという。見た目にはわからないが、チューリップの球根が植えられているので4月は楽しみにしてほしいと話した。

花の見頃を終えた宿根草は実を結び、種をつけたシードヘッドへと姿を変える。シードヘッドをオシャレに残しておく方法の説明を聞き、参加者たちは「茶色になって枯れたようにみえるものを置いている理由がわかった」と納得した様子だった。「枯れたものを花束にすると、最近人気のスワッグ(壁飾り)が作れます」と同協会の担当者は見本を作ってみせた。ナデシコ、葉牡丹など、秋から冬に花壇で楽しめるおすすめの花の話もあった。

そのほかにも鮮やかな色のストック、金魚草、ビオラが咲き、北野坂の雰囲気に合うように考えられた花壇が観光客を楽しませていた。垂水区から参加した70代女性は「自宅の庭はこの季節、上手に手入れができないので、とても参考になりました。帰ってガーデニングを頑張りたい」と笑顔で話した。

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