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須磨区

須磨区安全・安心まちづくり区民大会

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 12月11日(木)、須磨区役所4階多目的会議室(須磨区大黒町)で、「安全・安心のまち須磨」をテーマに、防犯、防災などについての表彰や講話を行う「第3回 須磨区安全・安心まちづくり区民大会」が開催され、約130人が参加した。(主催/須磨区安全・安心まちづくり区民大会実行委員会)

 開会にあたり、須磨区暴力団追放推進協議会、須磨防犯協会、須磨防火安全協会の小池弘三会長が「特殊詐欺や自然災害など不安を感じることも増えているが、官民一体となり手をとってより住みやすい須磨にしていきましょう」と呼びかけた。

 続いて地域の防犯活動や防災活動において優れた成果をあげた個人・団体の表彰式が行われた。
「須磨の関守賞」は須磨警察署地域第一課の瀬戸康平さんと刑事第二課の坂本佑太さんが受賞した。須磨署に配属されて8年目の瀬戸さんは現場パトロール、検挙の功績が、配属10年目の坂本さんは組織犯罪対策係で特殊詐欺捜査にあたった功績を称えての受賞となった。瀬戸さんは「栄えある賞を頂き恐縮です。今後とも須磨区の安全・安心のために邁進していきたいです」と受賞の喜びを語った。

 「須磨防災の賞」は5つの団体・個人に贈られた。大丸須磨店は火災予防のアナウンスを館内放送で流すなど、防火管理意識の向上に貢献。南落合校区防災福祉コミュニティは市民救命士の育成や防災訓練の取組みなどが評価された。代表の細瀬文明さんは「地域団体と小中学校の協力のもとでいただけた賞だと思います。地域に持って帰って報告したいです」と喜んだ。高倉台婦人会の舩原孝子さん、須磨消防団第8分団の泰地英雄さんは長年にわたる防火・防災への取組み、須磨消防署総務査察課の井上浩さんは危険物取扱指導の功績等に対しての受賞となった。

 続いて須磨区安全・安心まちづくり宣言が行われた。須磨区連合婦人会会長の玉森たりほさんが「〝みんなでつくろう安全・安心の街、須磨〟をスローガンとして、すべての区民と関係機関・団体が一丸となり、安全で安心して暮らせる須磨区の実現に向け、より一層努力する」と読み上げた。

 第2部の防犯講話では、株式会社ジェイエスティーの西岡敏成さんによる「子どもを守るまちづくりのために」と題した講演が行われた。近年はSNSの普及により、見知らぬ人と接触する可能性が増大している。被害の発生時刻は特に下校時間が多い。犯人は子どもが一人になる時間・場所、人目がなくなる時間帯、逃走経路を入念に下調べしている。幼少期に犯罪に巻き込まれるとトラウマになるケースも多く、地域の大人たちが美しい街を作ることで犯罪がないまちづくりに繋がることが語られた。

 火災予防講話では神戸学院大学の瀨川巖教授が火災の実態、火災予防のポイントについて話した。近年は火災全体の件数は減っているが、住宅火災は増加している。その原因として電気機器からの発火が増えている。コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜くようにし、タコ足配線をしないように心がけてほしいと話があった。

 須磨区から参加した越智慎二さんは「美しいまちにすることで犯罪の芽を摘むことができるという言葉が印象に残った。声をかけ合い、顔見知りを増やして安全なまちにしていきたい」と話した。堀本泰史須磨警察署長は「特殊詐欺が今年は倍増しています。須磨区内で被害金額は2億5千万円となっており、手口もどんどんアップデートされています。知識を深め、被害に合わないようお気をつけ下さい」と呼びかけた。

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