URルゼフィール名谷東団地 農産物の販売会

11月2日(日)、URルゼフィール名谷東団地の広場(須磨区中落合)で、西区神出町の農家グループ「神出東めっこうファーム」による農産物の販売会が行われた。
会場となった広場には、白菜、キャベツ、ブロッコリー、ピーマン、みかんなど、神出町で朝に収穫されたばかりの新鮮な野菜や果物約30種類が並んだ。毎月恒例の販売会のため開始時間前から多くの地域住民が集まり、販売開始の合図とともに来場者たちは一斉に朝採れ野菜を次々とカゴに入れていた。
この取り組みは神戸市とUR都市機構が2022年に締結した包括連携協定に基づき、神戸市産の農産物の地産地消および高齢化が進む団地居住者の買い物支援を目的に実施している。「神出東めっこうファーム」は、神出町の特売所で毎週土曜日に農産物を販売している15の農家によるグループ。UR団地内の場所を提供することで農家にとっては新たな販路となり、住民は新鮮な野菜を購入できるという地域のつながりが生まれている。
「丸い形でずっしりとしたレンコンが美味しいよ」「黒豆の枝豆は甘みとコクがあるよ」と農家の人からおいしい野菜の選び方やおすすめを聞き、会話を楽しみながら選ぶ来場者たち。野菜にはすべて生産者の名前が記されており、顔が見える食品として安心して購入できた。常連客も多く、安芸桂子さん(須磨区中落合)は毎月楽しみにしているそうで「カブの葉が立派で、おひたしにすると柔らかくておいしいよ。余すことなくいただける」と袋いっぱいの野菜を購入していた。80代の女性は「先月購入したお米がおいしくて今回も買いに来た」とコシヒカリの新米を一目散に手にしていた。
めっこうファーム直販部部長の岡部敏弘さんは「みなさんに喜んでもらえるのが何よりうれしい」とほほ笑む。UR都市機構兵庫エリア経営部の三瀬修一さんは「多くの方に来ていただき、お子さんと野菜を手に取りながら親子で選んでいる姿が印象的でした。今後は、ほかの農業団体にも声をかけたり、ほかの団地への展開も視野に入れて検討したい」と話した。
◆農産物の販売会
日時/原則毎月第1日曜日(野菜の生育状況によって中止または日程変更の場合あり)
時間/午前10時~(準備ができ次第、販売を開始)
場所/URルゼフィール名谷東団地芝生広場

神出東めっこうファームの皆さん