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西区

高和農業体験ウォーキング

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 10月19日(日)、自然環境活用センター(西区押部谷町)及び周辺田畑にて秋の農業体験ができる「高和農業体験ウォーキング」が開催され、約500人の家族連れで賑わった。
(主催/高和里づくり協議会)
 会場となった高和集落は、押部谷町内でもっとも面積が広く、ニュータウンや工業団地に隣接していながら、豊かな自然と歴史を残している。約60haの広大な果樹団地には、梨・桃・柿・葡萄・柑橘などさまざまな果樹が栽培されている。
 主催の高和里づくり協議会は自治会や農会をはじめさまざまな立場の団体が集まり、「農を考え、村を想い、美しい景観を保ち、人を育てる」をキャッチフレーズに4つの視点から元気な地域づくりに取り組んでいる。
 当日、参加者は高和地域福祉センターで受付を済ませると、ウォークラリーのスタンプカードを受け取り、4つのポイントを周りながら農業体験を行った。自然環境活用センターの隣では芋堀りと枝豆の収穫体験ができた。高和金時、紅あずまの2種の芋を農家のサポートを受けながら、3株ずつ収穫。どれも1株に3~5つの大きな芋がついており、参加者はスコップや手で芋に傷をつけないように慎重に掘り進めていた。信秋いずみさん(5歳)と弟の創さん(3歳)は家族と力を合わせ、深くまで土を丁寧に掘って、大きな芋を引き上げた。「干し芋やスイートポテトを作ってもらって食べたい」と笑顔で話した。
 稲刈りポイントでは手刈りでの稲刈りと脱穀が体験できた。川野りこさん(塩屋小1)と岡田蒼生さん(北須磨小2)はたわわに実ったヒノヒカリを楽しそうに刈っていた。川野さんは「楽しかった」と笑顔。岡田さんは何度か稲刈りを体験したことがあるとのことで「楽勝!」と手際よく作業を進めた。初めて稲刈り体験をした平塚花音さん(木津小1)は脱穀作業の「お米がとれる感じが楽しい」と、ウォークラリーのゴール後に再び稲刈りポイントを訪れ、脱穀作業を手伝った。保護者は「食べるものの大切さを教えるのにいい機会になりました」と喜んだ。
 稲刈りポイントから農道をのんびり歩くと池の堤に休憩ポイントがあり、さらに先にはコスモス畑が広がっていた。コスモスは自由に花摘みができ、髪飾りを作り頭に飾る女児もいた。家族と参加した山田楽翔さん(3歳)は父親にコスモスの茎を持ってもらい、両手で持ったはさみでコスモスを1本ずつ切って花束を作った。
 ゴール地点では、高和里づくり協議会会長の光冨吉友さんが作ったコシヒカリの新米のおにぎりと焼き芋が振る舞われ、ゴールした参加者はうれしそうに頬張っていた。また、パンジーなど花の苗もプレゼントされた。太秋柿や新興梨、コシヒカリの新米の販売もあり、多くの参加者が地元の秋の味覚を買い求めた。光冨さんは「今回で22回目の開催になりました。毎年、リピーターとして参加してくださる方もたくさんいます。秋空の下で、自然の風景に癒されながら散策し、高和の良さを知っていただけたらと思います」と話した。


サツマイモの収穫

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