親子釣り体験~須磨海づり公園で釣りを始めてみよう~

10月18日(土)、神戸市立須磨海づり公園(須磨区一の谷町)にて初心者向けの親子釣り体験イベント「親子釣り体験~須磨海づり公園で釣りを始めてみよう~」が開催され、18組57人の親子が参加した。(主催/須磨区地域協働課)
須磨海づり公園は気軽に釣りを楽しめる施設として、1976年の開園以来市民に親しまれてきたが、2018年に台風の影響で釣り場が大きな被害を受け一時閉鎖を余儀なくされた。釣り人や漁業関係者などから再開を求める声が多かったため、再整備の期間を経て、昨年11月にリニューアルオープンした。以前と比べ釣り桟橋は縮小されたものの、柵を高くするなど安全対策を施し、子どもからシニアまで安全に釣りを楽しめる施設に生まれ変わった。今回のイベントは自然体験学習の「子どもを育むスマハマプロジェクト」の一環で実施された。
釣りを始める前に、釣り具店「フィッシングマックス」の山本さんから安全対策について説明があった。海中転落時、ライフジャケットを着用していた場合は60%が生存、未装着の場合の生存率は27%になる。また、ライフジャケットを購入する際には必ず股紐があるものを選ぶようにすると、海に転落した際にライフジャケットがすっぽりと抜けてしまうことが避けられるとアドバイス。毒がある魚について、アイゴは背びれと胸びれに、ハオコゼは背びれに毒針があり危険なので、素手ではなく魚用のトングを使用するように伝えられた。
説明が終わると、3~5人のグループごとに1人のスタッフが付き添い、釣りを開始した。バケツに海水をすくい上げ準備し、アジやイワシなどを狙ってサビキ釣りを行った。サビキ釣りとは、小型回遊魚をターゲットにした釣り方で、サビキバリと呼ばれる複数の疑似餌針を使用し、アミエビなどの撒き餌を使って魚を寄せる。初心者でも挑戦しやすく、おもに春から秋に楽しめる。
城間涼介さん(高丸小2)は初めての釣り体験で、1番にタイを釣り上げた。「入れた瞬間、ピクピクと動く感触があった」と笑顔。宮本結翔さん(若宮小4)は9月に学校で参加した須磨海岸での地引網体験が楽しかったため、釣りにも興味を持ち、今回の参加を希望したという。釣り上げた数匹のアジは「唐揚げにしてもらって食べたい」と喜んだ。
春名颯太さん(横尾小4)と陽太さん(小2)の兄弟は父親と参加。1度に2匹のアジを釣り上げ大喜び。父親は「自分も釣りをやったことがなかったので、今日は子どもと一緒に学ぶ機会となりよかったです」と楽しんでいた。参加者からは「ルアーの使い方がわかった。今後も来ようと思います」「初めての釣りでしたが、詳しく教えてもらえてたくさん釣れて楽しかったです」など喜びの声があがっていた。
須磨区地域協働課の近藤亜美さんは「リニューアルオープン後約1年を迎え、新しくなった須磨海づり公園を多くの参加者に楽しんでいただけて良かったです。スタッフのサポートもあり、初心者の方にも楽しんでいただけていたようなので、また家族で遊びに来てもらえたらうれしいです」と話した。
◆須磨海づり公園ホームページ→https://sumasakana-park.com/
