西区健康・福祉フェア&はっぴ~カーニバル

10月4日(土)、西神中央プレンティ広場(西区糀台)にて「第27回西区健康・福祉フェア&はっぴ~カーニバル17th」が開催され、約8000人が訪れた。〈主催/西区社会福祉協議会、神戸市西区共同募金委員会、西区役所、KOBE WEST NET(西区自立支援協議会)西区市民参加による障害者安心ネットワーク〉〈共催/神戸市西区社会福祉法人連絡協議会(ほっとかへんネットKOBE・西)〉
楽しみながら福祉と健康について考え、学べる「西区健康・福祉フェア」と、障がい者福祉の啓発を目的とした「はっぴ~カーニバル」の合同イベント。
会場内では福祉に関する設問に答えてシールを集めるシールラリーが行われた。シールを揃えた参加者には、先着で地元企業や障害福祉サービス事業所の製品が贈られた。設問は、周囲の人に外見ではわからない援助や配慮を必要とすることを知らせる「ヘルプマーク」や、さまざまな理由でパニック状態になったときなどに気持ちを落ち着かせるための「カームダウンスペース」を知っているかなど、福祉を学べる工夫がされていた。
障害福祉サービス事業所の製品販売や活動紹介が行われ、「就労継続支援B型事業所 アゲインファーム」のブースでは、利用者が育てた米や野菜を販売し盛況だった。同事業所は西区内にある農場で年間50種の野菜を栽培している。管理者の田中喜陽さんは「利用者さんごとの特性を生かした作業をしていただき、皆で協力して野菜を作っています」と話した。
兵庫盲導犬協会のブースではPR犬のハナちゃんとふれあいができた。協会の田中邦人理事は「西区押部谷にある盲導犬訓練センターで盲導犬の育成をしています。育成費用のほとんどは皆様からのご支援で成り立っています。一頭でも多くの盲導犬を社会に送り出すために、寄付・募金のご協力をお願いします」と呼びかけた。
ステージでは赤い羽根共同募金・募金箱デザインコンテストの表彰式が行われた。201点の応募作品の中から5点が最優秀賞に選ばれた。最優秀賞を受賞した森貞明紗さん(太山寺中3)はカラーマーカーで平和をコンセプトに描き、同じく最優秀賞の木村優愛さん(同中3)は色鉛筆で募金をする少女と鳥を描いた。
西区民生委員児童委員協議会のバザーには長い行列ができた。また、健康チェックや医師、看護師、行政書士などの専門職に直接相談できるブースも設けられていた。保育所・児童館の活動紹介や子ども向けのゲーム、ワークショップも行われ賑わった。西区主任児童委員部会のブースでは、タオルでふわふわくまちゃん人形作りが体験でき、米満葵唯さん(春日台小3)は出来上がったくまちゃんを手に笑顔。
「はっぴ~カーニバル」の運営主体「KOBE WEST NET(西区自立支援協議会)」実行委員長の西垣良一さんは「障がいがある人もない人も、誰もが住みやすい西区を目指して活動をしています」と話した。
西区社会福祉協議会部長の松木かおりさんは「白杖体験など、実際に体験していただく機会の提供は大事だと考えています。普段、あまりすることがない経験を通して、お互いのことを知り合えば、世界が広がると思います。イベントに来ていただくことで何気なく触れ、気がつけば学んでいたということになっていればうれしいです」と語った。

就労継続支援B型事業所 アゲインファームのブース

赤い羽根共同募金・募金箱デザインコンテスト 最優秀賞受賞者たち

ヘルプマークの啓蒙ポスター