理工チャレンジプログラム「神戸高専で科学技術体験!」

10月4日(土)神戸市立工業高等専門学校(西区学園東町)で、市内の女子中学生のための理工チャレンジプログラム「神戸高専で科学技術体験!」が開催され、事前申し込みをした女子中学生1〜3年生とその保護者30組が参加した。
理工チャレンジプログラムは、女性が少ないといわれている理工系分野の大学への進学や、企業への就職など、女子中学生が理工系分野に興味・関心を持ち、将来の進路選択のきっかけにしてもらおうと神戸市が年に2回実施している。
当日は、知能ロボット工学教室「3Dプリンタで立体ネームプレート作成」、電気電子デザイン工学教室「ホログラムピラミッド作成」、環境応用化学教室「酸化還元反応実験」を体験し、最後に女子学生との座談会が行われた。
「立体ネームプレート作成」では、教授や学生のサポートのもと3DCADを使って入力し、3Dプリンタで自身の立体ネームプレートを作成した。3Dプリンタが動き出し、徐々に自身の名前が立体になっていく様子に参加者たちは釘付けになっていた。
「ホログラムピラミッド作成」では、用意された素材を工作してピラミッド型に組み立てる。3Dホログラム動画を再生したスマートフォン画面の上に逆さに置くと、ピラミッド内部に映像が浮いているように映し出され「わあ」と歓声が上がった。
「酸化還元反応実験」では、エプロン、ゴム手袋、実験用ゴーグルを着用し、溶液を混ぜて30分置いた容器を蒸留水で洗うと、容器の内面が銀メッキされ鏡になり、参加者たちは驚いていた。銀鏡反応の待ち時間には、カイロも作成した。
体験後には、女子学生との座談会が行われ、受験のことや授業の内容、クラブ活動など、高専での学生生活を教わった。西区から参加した三浦茉柚さん(玉津中2)は「自分の作りたいものを自由に作れる3Dプリンタが印象に残りました。高専にも興味を持ちました」と笑顔。母親の真智子さんは「科学の楽しさが体験できて、現役の学生さんからお話も伺えて貴重な時間を過ごせました」と喜んだ。
同校は、来年度から専門性をより明確にした6学科6クラス(システム情報工学科、知能ロボット工学科、機械システム工学科、電気電子デザイン工学科、環境応用化学科、都市デザイン工学科)に再編。特別推薦選抜を新設(女性エンジニア養成枠、高度情報人材養成枠)する。授業料の減免制度は3種類ある。詳細はホームページで確認できる。
◆神戸高専ホームページ→https://www.kobe-kosen.ac.jp

(左)ホログラムピラミッド(右)銀鏡反応