滝川中高 アーチェリー部

滝川中学校・高等学校(須磨区宝田町)アーチェリー部は、現在中学20人、高校22人の計42人が所属。8月に開催された「兵庫県私学大会」で複数名が上位入賞するなど、目覚ましい活躍をみせている。
アーチェリーは制限時間内に決められた本数の矢を的に向かって射ち、刺さった場所によって決められた点数(的外の0点~中心の10点)の合計点を競うスポーツ。
石田理人さん(高1)は、585点をマークし同大会の高校新人男子の部で見事優勝。競技を始めたきっかけは、小学校の時に通っていた塾の講師がアーチェリーをしていたことで興味を持ったという。自宅でもゴム引きの自主トレーニングをしたり、フォームを一定にすることを意識して同大会に備え、1位を勝ち取った。アーチェリーの魅力は「黄色ゾーン(的の中心に近い9点、10点の場所)に矢が刺さった時の喜び」と語り、次の目標は静岡で開催される全国大会の出場権を勝ち取りたいと意気込んだ。
同大会高校男子の部5位に入賞の森下心詞さん(高2)は自分のフォームを動画にとり、いろいろな人から意見を聞けるところが同アーチェリー部の強みだと言い、大学に入っても競技を続けていきたいと語った。
山城晴夏さん(高1)は新人女子の部で6位に入賞。「先輩も優しいし、皆仲がいいです。競技人口が少ないので、他校の生徒とも仲良くなりやすいです。アーチェリーを始めてまだ数カ月なので、試合の場に慣れて平常心で臨むことができたら、もっといい結果が出せると思うので頑張りたいです」と話した。
古谷一斗さん(中2)は中学男子の部で優勝に輝き、9月に行われた「全兵庫アーチェリー大会」でも優勝。「理想のフォームで常に射てるように調整し、また上位を目指したい」と話した。
普段の部活動では、生徒たちは屋上の練習場でトレーニングを重ねている。基本一人ひとりの部員自ら課題強化に向けて自分のトレーニングメニューを決めて取り組んでいるという。
部長を務める坪根礼旺さん(高2)は「来年の県総体では団体戦で優勝したいです」と力強く語った。東根未空さん(高2)は「共学になって2年で、今年は1年生女子が3人入部したので、個々の実力がついたら団体戦にも出てみたいです。アーチェリーは頑張って練習した分、結果が点数として目に見えるので、やりがいがあります」と話した。
コーチの西村洋毅さんは姉妹校の滝川第二出身で、元日本代表の実力者。顧問の蟹田誠さんは「学生にとって部活動は人間性を養う場だと思っています。人に教えることを通して、自分を省みたり、伝える難しさも経験してもらいたいです」と語った。
