編集記事

西区

こどもっとひろば スポーツ体験(東町小学校)

記事 こどもっとひろば スポーツ体験(東町小学校)のアイキャッチ画像

8月25日(月)に東町小学校(西区学園東町)で、プロスポーツ選手から直接指導を受けられる「こどもっとひろば スポーツ体験」が開かれ、38人の児童が参加した。

「こどもっとひろば(児童館)」は市内に120館ある、0歳〜18歳までの幅広い年齢の子どもと保護者が自由に利用できる地域の子育て支援施設。今年度のはじめから、公募で生まれた「こどもっとひろば」という名称が使用され、さらなる遊びのプログラムなどの充実を図っている。その一環として、こどもっとひろばでさまざまなスポーツの体験機会を提供するモデル事業を実施。市内のスポーツチームの協力で、子どもが運動に親しみ、身体を動かす楽しさを知ってもらうためのスポーツ体験プログラムが行われている。

取材日には太山寺児童館(西区学園西町)に通う児童が、シスメックス女子陸上競技部の選手と一緒にトレーニングを行った。はじめにコーチの堀江美里さんが監督の永田克久さんと、選手の西原加純さん、石井寿美さん、田﨑優理さん、中地こころさんを紹介。「ここにいるお姉ちゃんたちは走るのが大好きで、日本で1番になったことがある人たちです。一緒に今日は楽しく走りましょう」と声をかけると、子どもたちは少し緊張しながらもワクワクした表情を見せた。

まずは体育館外周を2周ランニング。ストレッチをした後はトレーニング。足を振り上げ降ろすトレーニングでは「降ろす時に下に風船があると思って、それを踏み潰すイメージで」と説明。両足を細かく上げ下ろしするトレーニングでは「地面が熱くて足をつけたらアチチとなるから素早く動かすイメージで」など、子どもにも伝わりやすいようにコツを伝えていた。

選手が腰に付けた小さな風船を追いかけて奪い取るゲームも行った。マラソンや駅伝などで活躍する選手が全力で縦横無尽に逃げる背中を、子どもたちは束になって元気いっぱい走り回った。日本選手権1万m2連覇の記録を持つ西原さんは「子どもたちの笑顔が見れてよかったです。パワフルで楽しく走っているのが伝わって、こちらが元気をもらいました。私も11月に仙台で行われる全日本駅伝に向けて、身体づくりから頑張っていこうと思います」と話した。

野下茉由さん(東町小1)は「風船とりがめっちゃ楽しかった。早く走れるようになりたい」と笑顔で話した。バレーボールをしているという奥優里さん(小寺小3)は「お父さんと一緒にランニングしたことある。今日は楽しかった」とうれしそう。

コーチの堀江さんは一昨年の神戸マラソンの優勝者で、今年度から女子陸上競技部のコーチに就任した。「今日は小学生向けの教室だったので、難しい話をせずにどうやってポイントを分かりやすく伝えて、走ることを楽しんでもらうかを心がけました。あらゆるスポーツの基本に『走ること』は関わるので、嫌いにならずに、いろんなことにチャレンジしてもらいたいです」と話した。
神戸市こども家庭局長の中山さつきさんは「子どもが外で遊ぶ機会が減少し、体力低下も問題となっている中、身体を動かす楽しさを感じてほしいと願っています。さまざまな企業やチームが応援してくれるのも神戸の強み。今後、さらにこういった体験の機会を増やしていけるようにできたらなと考えています」と語った。

カテゴリー