お寺で遊ぼう

8月26日(火)、須磨区須磨寺町の現光寺(片岡大悟住職・22代)で「お寺で遊ぼう」が開かれた。境内には親子連れを中心に多くの子どもたちが訪れ、夏の一日をにぎやかに楽しんだ。
主催は、須磨区と長田区の浄土真宗本願寺派兵庫教区神戸西組の26カ寺。子どもたちに「仏さまに手を合わせる心」を伝えようと、毎年夏に開催している。昨年に続き現光寺の婦人会や門徒らも協力し、同寺で行われた。全国で展開される同派の取り組み「子ども・若者ご縁づくり」の一環として、子どもたちと阿弥陀如来とのご縁を結び、お寺を子どもたちの居場所にするとともに、地域に開かれたお寺づくりを目指している。
集まった子どもたちはまず、本堂で片岡住職による「重誓偈(じゅうせいげ)」のお経が唱えられる中、阿弥陀如来に手を合わせた。その後、髙松寺(須磨区東町)の谷川誠住職が仏さまの教えをわかりやすく説き、子どもたちは真剣な表情で耳を傾け、お寺ならではの落ち着いたひとときを体験した。
境内では住職らがポップコーンやかき氷、たこせんなどをふるまい、子どもたちは頬張りながら手すき和紙やボールすくいに挑戦。あちこちから歓声が響き渡った。本堂や書院ではブンブンゴマやバランスとんぼなど10種類以上の工作コーナーが並び、夢中になって作品を完成させる子どもたちの姿があった。
西区井吹台から両親と訪れた双子の姉妹、松田愛菜さんと結菜さん(井吹西小6)は「お寺で遊ぶのは初めて。すごく新鮮で楽しかった」と目を輝かせた。
神戸西組代表で正覚寺(須磨区行平町)住職の藤本英孝さん(11代)は「たくさんの子どもたちの笑顔を見ることができ、本当にうれしい。こうして阿弥陀さまに手を合わせる心が自然に広がっていけば」と語り、子どもたちの未来に期待を寄せた。

まずは本堂で阿弥陀如来に手を合わせた



左から片岡住職と藤本住職