Dラーニング パン工場見学・手作りピザ体験

(上)食パンについて説明する金本さん
7月30日(水)敷島製パン株式会社 神戸工場 多目的ホール(西区高塚台)で「Dラーニング パン工場見学・手作りピザ体験」が開かれ、5組の親子が参加した。(主催/神戸市 共催/西区連合婦人会)
Dラーニングとは西区独自の取り組みで、区内の大学や企業の協力のもと、子どもの将来の選択肢を増やす小学生向けの多様な学びの場を設けている。今回は敷島製パンの協力で、パンについて学び、ピザ作り体験もできるイベントが開催された。
敷島製パンは、「Pasco(パスコ)」のブランド名で知られる今年で創立105年目を迎える大手パンメーカー。まず、広大な神戸工場内部の様子が映像で紹介された。映像には、パン作りの工程や、1斤の食パンができるまでおよそ7~8時間かかること、1時間に製造される食パンは7800斤などの解説もあり、子どもたちは真剣な表情で見入っていた。
ホール内には神戸工場で製造された商品や、北海道産小麦を使用した商品が集められたコーナーがあり、実際の商品を前に製造所固有記号について説明が行われた。消費期限の下に必ず記載されているもので、「+H」が神戸工場で製造された商品、「+T」は大阪豊中工場、「+N」は奈良工場の意味だそう。また、食パンの枚数の売上数(人気度)は関西と関東で異なり、関西は5枚切、関東は6枚切以上が人気で、関西では厚めに切った食パンが好まれているという話もあった。
続いて、ピザ作り体験。製品開発グループの金本智史さんがデモンストレーションを行い、ピザ生地の伸ばし方、具の乗せ方の指導を行った。参加者は端が少し分厚くなるように生地を伸ばし、各々好みの味のソースやチーズと具材を乗せてオリジナルピザを作り、オーブン窯まで運んだ。オーブンは400度と高温のため、約90秒でピザ1枚が焼き上がる。高温で一気に火が入ることから、外はパリッと中はモチっと焼くことができるという。一般家庭では魚焼きグリルを活用して焼き上げると良いとアドバイスがあった。
父親と参加した三島聡介さん(春日台小2)は初めてのピザ作りに挑戦。焼き上がったピザを一生懸命カッターで切り分けて「おいしい」と話しながら試食していた。尾田結城さん(長坂小2年)は「ピザを自分で作れてうれしかった」と話し、同伴した母親とともに夏休み中に自宅でピザや餃子を作ってみたいと意気込んでいた。
金本さんは「ピザは春夏秋冬その時旬の野菜やフルーツを乗せて、ご自宅で子どもたちにもお手伝いしてもらいながら楽しんでもらえたらいいなと思います。今日は最初は緊張していた子どもたちもだんだんと解れ、楽しんでくれてうれしかったです。今後もぜひ体験の機会を作り、地域に貢献できたらなと思います」と語った。

ピザ生地の成形