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西区

こべや春まつり~春の大抽選会~

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4月23日(水)、24日(木)の両日、西区役所3階の多目的スペースこべや・デッキ(西区糀台)で「こべや春まつり~春の大抽選会~」が開催され、多くの買い物客で賑わった。

「こべや」は、西区の魅力発信を目的とした区産品の販売や交流イベントを実施するための多目的スペース。現在、区内の約20団体が利用申請し、普段は1~2団体で利用している。当イベントでは2日間合わせて13団体が一堂に会し、デッキも使って西区産の野菜や雑貨などが販売された。

オープン前から長蛇の列ができていたのは櫨谷(はせたに)町の「ハナサクプラス」。地元産の有機野菜や国産小麦など原材料にこだわった惣菜パンや菓子パン、一番人気だという新鮮な野菜や季節のフルーツを使用したサンドイッチが勢ぞろい。創業75年の株式会社池田製餡所(櫨谷町)は厳選した原材料と湧き水にこだわり、伝統の製法で丁寧につくられた餡が自慢。おはぎや羊羹、わらびもちなどを買い求める人が多かった。神出(かんで)町の神戸咲く咲くHarmony株式会社は、真空フライ製法のチップスを販売。この製法は残油量が少ないため栄養価が損なわれずサクサクとした食感や素材のおいしさを丸ごと味わえるのが特徴だという。西区の太秋柿や野菜、丹波の黒大豆など彩り豊かなチップスが並んでいた。ほかにも、味噌や発酵食品を使った調味料などを販売する株式会社たかた(高塚台)や焼き菓子のC‐farm(平野町)、いちごなど旬の農作物を扱うJAひょうご六甲、区内の障がい福祉サービス事業所で作られた焼菓子・雑貨などを並べた「はっぴ~にしNIKOSHOP」などが出店した。

また、両日ともに500円以上購入した店舗の数だけ抽選に参加でき、出店企業の協賛商品や西区マスコットキャラクター「神戸ウエストン」のグッズがプレゼントされた。1等の商品詰め合わせセットが当たった山代久子さん(西区春日台)は夫と娘の武本裕子さん(竹の台)と来場。「それぞれのお店の商品を一度に購入できるのがいいですね」と袋いっぱいの買物を楽しんだ様子。西区役所地域協働課の中嶋巴椰さんは「年2回ほど出店者が勢ぞろいするイベントを開催していますが、こべやを知ってもらうきっかけとなり、事業者同士やお客様とも繫がる場になればいいですね。車がないと行けないお店も多いので喜んでいただいています」と話した。

※今後のこべや出店情報は西区役所ホームページで

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