地域開放イベント あいとくEXPO
3月20日(木・祝)、愛徳学園中・高等学校(垂水区歌敷山)で「地域開放イベント あいとくEXPO」が開催され、近隣住民を中心としたのべ269人が参加し賑わいを見せた。
同校は、地域住民に楽しんでもらえる機会をと初めて春休み期間のイベントを実施。在校生・卒業生のボランティアスタッフが協力し、施設を活かした6つの体験ブース「料理体験」「楽器体験」「外国語体験」「スポーツ体験」「ミニゲーム体験」「絶景撮影体験」が用意された。特に事前予約制の料理体験に人気が集まり、100組を超える親子から申し込みがあった。
「本校の魅力はすべての教室から望める明石海峡大橋の景色。そして地域の方をおもてなししたいと、多くの生徒ボランティアが次々と手を挙げてくれることです」と広報を担当する廣畑彰久先生。
体育館では新体操部が参加者を迎え、フラフープやリボンの基本的な操作を体験できた。ほかにも、卒業生で障害者スポーツ振興センター指導員の奥野祐子さんがボッチャの体験ブースを担当した。料理体験では、家庭科部がスノーボールづくりを担当。「この日のために、レシピを研究し3回試作しました」と中学部1年生の半井日奈子さん、萬代佳世子さん。「部活以外でも、学園祭や遠足などの行事で他学年の先輩と交流でき、上級生が優しい」と学校の魅力を話す。
料理体験に参加した神手さん親子は霞ケ丘からの参加。今回初めて学校前の坂を上ったと話す。「学校の雰囲気に品が感じられる」「クッキーを丸めるのが難しかった」と親子でイベントを楽しんだ。
愛徳学園は幼稚園から小学校・中学校・高等学校の生徒全員で体育大会を行うなど、世代間交流を大切にしている。「学園のホスピタリティで地域の方にこれからも貢献できたら」と松浦直樹校長。夏休みのオープンスクールでは、人気のお菓子作りやプログラミング体験、夜の星空教室も開催を予定している。イベントの情報は公式ホームページから。
http://www.aitokugakuen.ed.jp/high/