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節分ランチ会

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2月18日(火)ミクマリの家(西区押部谷町)にて、産前産後のママを中心とした「節分ランチ会」が開催され、約30人の親子が参加した。(主催/産前産後YORISOIプロジェクト)

2022年に発足した「産前産後YORISOIヘルパー」(一般社団法人ワンダラスライフ)は、産前産後のママの心に寄り添り、家事や育児のサポートを行うホームヘルパー。産前からきめ細かいサポートで妊娠中や出産後の不安をできるだけなくすよう寄り添い、産後は孤独になりがちなママの良き相談相手を目指している。同ヘルパーの利用者を中心に、ママたちが交流する機会を作ろうと月1回のペースでランチ会が開催されている。2月は節分をテーマにした鬼のちらし寿司と豆まきが行われた。

会場のミクマリの家は、元NPO職員の瀬川映太さんが譲り受けた築120年の古民家を、2015年に約1年かけて、のべ500人で改装。「産前産後YORISOIハウス」としても活用されている。普段は子どもに食事を食べさせた後に慌ただしく自分の食事をしているママも、この日はスタッフや地域のボランティアに子どもの世話を任せ、ゆっくりランチをとりながらほかのママとの談笑を楽しんでいた。

中井明香さん(西区井吹台)は千晶さん(3歳)、晶翔ちゃん(7カ月)と一緒に参加。「ヘルパーさんには食事を作ってもらったり、保育園の送り迎えを手伝ってもらったりしています。今日は娘に、いつも来ていただいているヘルパーさんと会いたいとせがまれて来ました」と笑顔で自己紹介した。ヘルパー利用者でこの日初めてランチ会に参加した明石市の塩川奈那さんと日葉ちゃん(8カ月)は「妊娠7カ月の時から利用していて、今は月に3回ほど来ていただいています。訪問時に3~4日分の食事を作ってもらえるので助かっているし、子どもがなかなか寝てくれないとか、困りごとの相談もでき、心の支えになっています」と語った。

瀬川さんは「お母さんの幸せは世界平和の根源。みんなでママを応援する社会を作りたいです。アメリカ先住民の教えに1人の赤ちゃんは10人で育てるという言葉があります。産前産後は1人でがんばり過ぎず、積極的に頼ったり甘えたりしてくださいね」と優しい眼差しで語った。

◆産前産後YORISOIヘルパー
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