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ハーモニーマーケット

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「ハーモニーマーケット」が2月2日(日)に、なでしこ芸術文化センター(西区美賀多台)のアートスペース、交流広場にて開催された。(主催/a la fete) 

同マーケットは2022年に西神中央駅西側に開館したなでしこ芸術文化センターに足を運んでもらい、楽しんでもらおうと開催されている。センターは西神中央ホール、図書館のほか、アートスペースやスタジオなどが併設され、

文化芸術の新たな拠点として賑わいを見せている。

当日、交流広場にはカラフルでお洒落なキッチンカーが集まった。節分を迎える寒さの中「TACOS LOCK」のタコスを頬張る家族や「もりた」の焼きたてのたい焼きを買う人も。「felizrosa」のクロッフルやスイーツ、加古川から移動の花屋(SANdRA)では一般的な売り場ではあまり見られない花を取り揃え、マルシェに彩りを添えた。おざき農園(西区櫨谷町)からは、とれたて新鮮な大根、白ネギ、トマト、ニンジンなどが到着。「今日も農家をしてきました!」と尾崎七海さんは爽やかな笑顔で客を迎えた。食品・物産販売以外にも、農業に興味のある人のための座談会など地域活性化への取り組みも行う。コープ自然派のブースでは、会社独自で開発された添加物を使わない調味料やお菓子など、食品の安全性が気になる人に魅力的な商品が並んだ。

キッチンカーの出店場所とガラス窓一枚越しの室内には、ブローチ、イヤリングなどのアクセサリーや大麦粉で作ったスイーツ、パンの販売のほかアート体験教室も開かれた。中にはウサギ専用のハーネスをオーダーメイドできるお店も。フランス料理「ジジエムコウベ」(西区池上)と「ダンナパン」(北区淡河町)のパンが入ったコラボ商品、特製のオニオンスープが販売され、このスープを求めてきたという親子は「一口食べて、本当においしい!と感じました」と大満足の様子。看護師でセラピストの畠山江利子さんは健康美サポートサロンのブースを開き、ヘッドスパやハンドトリートメントの施術を行った。これからはセラピストや訪問看護の経験を活かし、地域に貢献していきたいという。加東市でカスタムクレヨンを販売する松尾七海さんは「アメリカで人気があるカスタムクレヨンの魅力を広めたい」と話す。1本に8色ほどのクレヨンが入っていてカラフルな色を楽しめ、自由な発想で絵を描くことを楽しんで欲しいという。車のフロントガラスのリサイクル絵具を使ったディンプルアートのワークショップでは大人も子どもも没頭して色をつけていた。

主催「a la fete」の内山奈己さんは「ハーモニーマーケットなので、これからは音楽家による音楽と買い物を楽しめる場所をつくりたい」と話した。

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