色彩心理を知って育児を楽に KOKOIRO子育てセミナー&相談ブース
1月19日(日)、三井アウトレットパーク マリンピア神戸マリンピアラボ(垂水区海岸通)で、親子向けのイベント「KOKOIRO子育てセミナー&相談ブース」が開催され、多くの家族連れが訪れた。(主催/KOKOIRO協会)
同イベントは、「たのしく、らくに、子育てやろう!」をモットーにKOKOIRO協会が親子向けに行ったもの。同協会は色彩学と心理学を融合した独自のメソッド「FTA色彩心理Ⓡ」を元に、子育てセミナーや悩みを抱える家族のカウンセリングなどを行っている。この日は、40分ほどの子育てセミナーに加えて、育児の不安や悩みをサポートする4つの体験ブース「学校との付き合い方相談」「脳と身体を整えるアクティビティ」「やりたくなる歯磨き指導」「子どもの行き渋り相談」を開設。また、子ども向けワークショップ「カラータッセルづくり」を開き、子どもたちは色とりどりの布とフック、糸から自分の好みの色を組み合わせ、タッセルづくりを楽しんだ。
子育てセミナーは同協会代表の播本なおこさんがレクチャー。親子のコミュニケーションについて注意すべき5つのポイントを話した上で「育児にはいくつかの型があり、親子お互いのタイプを知り、それに沿った型を選択すること」とアドバイス。心理学の理論に基づく声掛けのテクニックや子どもの行動パターンについて解説し、セミナー後は、カラーカードを使った親子の相性診断と、個々の特性・思考パターンに合わせた育児アドバイスを個別に行った。参加者の河村桂子さん(35歳・尼崎市)は、インスタグラムでイベントを知り子どもと参加。色による親子の相性診断を受け「気付かなかった子どもの特性を知ることができました」とにっこり。
同協会のアドバイザーで個別相談を担当した、いろやわこさんは、自身が子どもとのコミュニケーションに違和感を持った経験があった。「子どもに『話せばわかる』が通じなくなり、何か他のきっかけを探していた」ときに播本さんに出会い、色を使うとコミュニケーションがスムーズになる上、自分が心地よくいられると気付いたと話す。
「毎日着る服、顔を拭くタオル、おかえりと言ってくれる玄関のマットなど、心の状態に合わせて色彩を取り入れると生活の質がぐんと良くなる。心理学的アプローチもプラスして、家族や皆さんの毎日に彩りを提供できるよう活動をしていきたい」と播本さん。KOKOIRO協会は、「親子や夫婦関係で悩む家族が、早い段階でメンタルケアを受けられる場所を作りたい」と、様々なイベントやセミナーを神戸・明石で展開している。
◆インスタグラムID kokoiro.kobe