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垂水区

地域活動マッチングイベント たるみっけ!

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12月7日(土)、垂水区文化センターのレバンテホール(垂水区日向)で、地域活動マッチングイベント「たるみっけ!」が開催された。70以上の地域活動団体、企業、個人が参加し、にぎやかに交流を図った。(主催/垂水区、共催/垂水区社会福祉協議会)

「たるみっけ!」は、地域・社会貢献活動の幅を広げたい団体や、自分のスキルや場所などの資源を地域に生かしたいと考える個人などの間で新たな交流が生まれるようにと初開催された。司会進行役は垂水区地域コーディネーターの中尾有里さんと、関西学院大学の高橋宏太郎さん。開会式で若松謙一垂水区長は「垂水の資源は垂水を愛する人。人と人が接することは足し算でなく掛け算であり、どんどん増殖し、さまざまなことが生まれる。積極的に交流を進め、盛り上げてほしい」とあいさつした。

参加者は、名前やニックネーム、興味ある取り組み・テーマ、スキル・資源、見つけたいものを書いたA4サイズの名札を首にかけて参加。登壇者のプレゼンやポスターセッションを聞き、関わってみたい団体があれば自分の名前などを記入した「みっけカード」を各団体の「まっちんぐぼっくす」に投票するという試みだった。

ステージプレゼンでは5組の代表者が登壇。築130年の古民家でおやこひろばを開く「みんなの家セラビィ」。メディア作りを軸に活動する「こども編集部」。音楽サークル活動を展開する「Fir―St―Art」。人と服をつなぎ循環させる「NPO法人エコベ」。地域の健康スポーツの普及推進活動を行う「しんしんスポーツ・KOBE」と続いた。代表者は持ち時間5分で活動内容やビジョンを紹介し、仲間や資金、場所の提供などを呼びかけた。その後、登壇者を交えた座談会が開かれ、参加者は興味ある団体の輪に入り熱心に質問するなど、積極的にコミュニケーションを図った。

会場の側面に設置された「はたらくママの育児不安相談室」や「子ども見守り付きカフェtsukanoma」、ホテルなど10の企業・団体のブースでは活動内容や垂水で実現したいことをポスターにまとめてアピール。興味あるブースに訪れた参加者は、代表者や担当者と楽しそうに話していた。

最後に、ステージプレゼンとポスターセッションの代表が登壇し、各団体のマッチング結果(みっけカードに書かれたメッセージなど)が発表され、カードが手渡された。ステージプレゼンには60もの投票があった。

参加者からは「課題を単なる問題として終わらせるのではなく、未来を切り開くチャンスとして捉え、解決策をともに考える場だった」「地域貢献活動に興味を持つ若い世代が多く感激した」「たくさんの知らない団体を知るきっかけとなった」などの感想が寄せられた。

垂水区総務部地域協働課の酒井智史係長は「多くの方に参加していただき、たくさんの交流が生まれました。マッチングはこの1日だけで終わるものではなく、今後もサポートしていきます。地域活動に関心のある方、ぜひこの輪に加わってください」と呼びかけた。

「たるみぷらす」Instagram

https://www.instagram.com/tarumi_plus/

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