おやじのセカンドライフ応援講座
12月16日、西区役所 地域活動支援コーナー(西区糀台)で「おやじのセカンドライフ応援講座」が開催された。 (主催/神戸市西区社会福祉協議会 西区ボランティアセンター)
本講座は、「西区でボランティア活動をしてみたい!」「新しい仲間と地域で活躍できる場所を見つけたい!」と考える50歳以上の男性を対象に開催されている。取材当日は全3回講座の最終回で、テーマは「活躍できる場所を見つける」。区内で活躍する3つの男性ボランティア団体から、実際の活動状況についての話を聞いた。
地域イベントなどで写真撮影ボランティアを行う「フォト西」の谷さんは、趣味の写真撮影が誰かの役に立てたらと4年前にボランティアに登録。「写真好きが集まり、自由に出かけて気軽にできる活動。これから写真をやりたい方もまったく問題がないので、ぜひ一緒に活動しましょう」と呼びかけた。
メンバーの専門知識を発揮しながら幅広い生活支援を行う団体「男組1号」。代表の森政章さんは「電球交換といった1分で終わる活動でも、自分でアクションを起こせばそれが『ボランティア』。人と出会い、喜んでもらえることは、仕事では得られない感動がある」と、ボランティア活動の魅力を紹介した。
子どもたちを対象とした出前工作教室を行う「O-82(おやじ)」は、過去に開催された同講座の受講者3人で結成した。「相手を楽しく、自分も楽しく」をモットーに、日々工作ネタを仕込み、遊びの力を活かした活動を行っているそう。この日は、「わりばし鉄砲」「皿回し」が用意され、11人の参加者は「懐かしいな~」と童心に帰って楽しんでいた。
現在西区ボランティアセンターには、約340人の個人と300団体がボランティア登録されている。センターは活動をしたい市民と、ボランティアを必要とする両者を繋ぐ役割を担っている。「西区では、さまざまなイベントをボランティアさんとともに活動しています。まずはボランティアセンターと繋がり、気軽に声を掛けてください」と担当の喜多山芙佐さん。
偶数月の第3木曜にはオリエンテーションも行っている。次回は2月20日(木)開催。
問い合わせはTEL(995)5366 神戸市西区社会福祉協議会西区ボランティアセンター(西区役所2階)まで。
フォト西の谷さん
おやじ男組1号 代表の森政章さん