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西神中央公園で森あそび!2024

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10月27日(日)、西神中央公園(西区糀台)で「西神中央公園で森あそび!2024」が開催され、400人を超える参加者で賑わった(主催/西区役所)

このイベントは、西区が合同会社ユブネに委託し、2022年から実施している地域の担い手育成プログラム「西神中央クロッシング」で生まれたもの。西区に関わりのある人たちを募集し、企画運営委員会を立ち上げ、アイデアやノウハウを共有しイベントを企画。昨年に引き続き、公園の自然や広場を生かした「西神中央で森あそび」を開催した。

委員会メンバーは8月の顔合わせを含めて5回にわたるミーティングを行い準備を進めた。デザイナーからチラシづくりを学んだり、西区内で活動している団体から告知広報の方法、仲間づくりや、活動継続のコツなどを教わり、イベント開催の知識を深めた。「『何かやりたいけれど、どこで何をしたらいいのか分からない』という個人や団体に、区役所のサポートのもと、講座形式で運営を学んでいただきました。予算管理や広報など徐々に企画メンバーにお任せしており、自走するイベントに移行するお手伝いをしています」と、ユブネディレクターの東善仁さん。

イベント当日、公園ではたき火が行われ、焼きたい物を持参してその場で焼いて食べることができた。西神ニュータウンで私設図書館を運営するトナルバによる「ねもさんの青空の下の絵の本広場」や、野遊び舎わっこ。による「おさがりバザー」、昔遊び研究会による昔遊びなどのブースが並んだ。自然のものと廃材を使った森の楽器づくり、オリジナルマント作りや、海外の文化に触れる死者の日のお面作りなど無料体験できる子ども向けのワークショップも数多くあった。

昨年も参加したという櫻井倫加さんは3人の子どもたちと訪れた。「企画運営委員会の友人がいてイベントを知りました。子どもたちがそれぞれ思い思いに1日中遊べて、ママも自然の中でのんびりできる。ママのパワースポットです!」と満喫していた様子。

イベントの終盤にはドッジボール大会やハロウィンの仮装パレードが行われ、盛り上がりを見せた。「親だけでは体験させてあげられないことが、手ぶらでここに来るだけで楽しめる」を目指していると委員会メンバーの辻静花さん。「火を使ったイベントなど、個人では難しいものも実施できた。今後の自主開催に向けて、市と連携を取りながらいい形で続けていけたら」と語った。

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