たるみいい歯まつり
10月6日(日)、垂水区役所で口から健康を考える「たるみいい歯まつり」が開催された。(主催/垂水区歯科医師会)
垂水区役所で毎年10月に「たるみ生き活き保健福祉フェア」と同時開催される「たるみいい歯まつり」。イベントを通じて歯の健康を楽しく考える機会を提供し、区民と歯科医師会がふれあい、受診へのハードルを下げることを目的としている。
「少子高齢化の中、特に子どもさんに啓発を行う目的で工夫をしています。歯医者さんは怖くないよ!」と垂水区歯科医師会代表の秀有剛さん。幅広い世代に楽しんでもらおうと、歯科相談、要介護者の口腔ケアグッズの展示、歯と口の健康に関する図画・ポスターの展示、子どもの歯医者さん体験、歯ブラシ釣りゲームと多数のコーナーが準備され、口腔ケアクイズ大会なども実施された。
図書館の帰りに立ち寄ったという松本啓子さん(垂水区日向)は、匡くん(垂水小1)・依采さん(4歳)と参加。「お土産がたくさんで楽しんでいます」と歯医者さん体験や歯ブラシ釣りゲームに熱中する二人を見守った。
クイズ大会には28人の親子が参加。「歯ブラシは濡らしてから使う?」「歯ブラシは熱湯消毒する?」など20問ほどの問いで全問正解を目指して白熱。ベスト3の家族にはジュースの詰め合わせ、トイレットペーパ―半年分などが贈られた。
シニアに向けては、咀嚼、飲み込む動作から身体の衰えが始まるため、健康寿命を延ばすためにはお口の健康が欠かせないとアピール。かかりつけ歯科医による定期的な口腔チェックを行うことで、「ささいな衰え」を早期発見し、改善することが可能となる。垂水区歯科医師会は、フレイル予防、健康長寿につなげるためさまざまな活動を行っているそう。介護状態で通院が難しい場合でも、訪問診療を受けられる。問合せは区社会福祉協議会まで。TEL(708)5151(内線415)
クイズ大会には28人の親子が参加
子どもの歯医者さん体験。治療できるかな?