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須磨区

横尾児童館「子どもあそびプロジェクト」

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7月3日(水)横尾児童館(須磨区横尾)で赤い羽根共同募金事業の「子どもあそびプロジェクト」が開催され、事前申し込みをした乳幼児(0~3歳)の親子12組が参加した。
講師は、親子に手あそび・歌あそびなどを楽しんでもらう活動を続け、各地の児童館などで活躍中の女性2人組「すとろべりーじゃむ」。2人の明るい声かけで親子あそびが始まった。

まず母親が床に座って子どもを膝に乗せる。「高い山、低い山、すべり台」の声に合わせて膝の位置を高く、低く、足をすべり台にして降ろしてから立ち上がり、次は子どもを抱いて音楽に合わせて歩いたり揺らしたり。「高い高い」をすると子どもたちは「きゃっきゃ」と笑い、会場はなごやかに。

キーボードの伴奏と歌でパネルシアターが始まると『どんな色が好き』『アイアイ』『アイスクリームのうた』に引き込まれる子どもたち。アイスクリームに見立てた色とりどりのボールが出てくると、ハイハイやよちよち歩きでボールに集まった。そこに、すとろべりーじゃむの2人が水に見立てた水色の布を広げ「ボールを入れてジャブジャブしよう」と声をかけると、子どもたちは夢中になって「水」にボールを入れていく。たくさんボールが入った布をジャブジャブと揺らしてからボールを流すと、今度は布を子どもたちの頭上でふわふわさせ「雨こんこん、雪こんこん」と優しく歌う。「ボールはかごの中にないないしてね」の声かけで、お片付けする子も、まだ遊びたくてかごにつかまる子も。ボール遊びの余韻が残る中、七夕パネルシアターが始まり、七夕工作へ移った。

工作の材料はトイレットペーパーの芯や折り紙。親子で取り組み、ウサギをモチーフにした天の川の飾りが完成した。

「身体を使った遊びや生歌を聴けて楽しめました」と話すのは、妙法寺から参加した岡田愛さん、朔ちゃん(8カ月)親子。ブルガリア出身の内藤ヴィリャナさん、善絆(ヨハン)ちゃん(7カ月)親子は、まだ日本語会話が難しいと言うが、とても楽しめた様子。8月からしばらくブルガリアに里帰りする予定で、「戻ってきたら、また児童館に遊びに来ます」と微笑んだ。

横尾児童館では、0歳から6歳までの未就学児の子どもとその保護者を対象にした「なかよしひろば」が開かれており、夏休み明けは9月3日(火)よりスタートする。詳細はHPで確認を。

横尾児童館 ホームページ https://kobe-jido.com/yokoo/

水に見立てた布に、ボールを入れる子どもたち

「すとろべりーじゃむ」による七夕のパネルシアター

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