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西区みどりと太陽のまつり

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6月8日(土)、プレンティ広場(西区糀台)で「西区みどりと太陽のまつり」が開催され、世代を超えた多くの市民が集まり賑わいを見せた。(主催/神戸まつり西区協賛会)

西区みどりと太陽のまつりは、地域団体の協力のもと世代間交流を図る目的で開催されており、今回で39回目を迎える。駅前の交通便利な立地の広場には広いステージが設けられ、多くの出店やキッチンカーが並び、初夏の青空のもと多数の来場者が訪れた。

ステージプログラムは県立伊川谷北高等学校の書道部による力強いパフォーマンスでスタート。書き上げたばかりの書道部の作品を前方に飾ったステージで、よさこいや和太鼓、ダンス、民謡など24団体が出演し日頃の練習の成果を披露し盛り上げた。ステージ観覧にあたっては、一部に車いす専用席やキッズ観覧スペースを用意。司会には手話通訳がつき、より多くの人が楽しめるよう配慮されていた。

西区子ども会連合会チアガールハッピーホッパーズは、新学年になってから初めてのメンバーでの舞台だった。チアの楽しさは「みんなと合わせるところが楽しい」「音楽に合わせるところが揃うとうれしい!」と話し、元気いっぱいに演技を行った。また、同まつりでは例年伝統芸能に触れる機会を設けており、今年は長坂獅子保存会による獅子舞が披露された。

ブース出店には、特別支援学校やシルバー人材センター、子ども会など地域で活動している幅広い団体に協力を呼びかけ、全18ブースの出店があった。特に人気を集めていたのは押部谷セーフティーサポーター・神戸西防災士会による、防犯パトロール車の展示・試乗や、神戸西警察署・神戸西交通安全協会 神戸西自家用自動車協会、神戸西インター自動車学校株式会社の自転車シミュレーターによる自転車の乗車体験ブース。学園都市から家族で参加した松岡さんは、「西神ニュータウンは緑が多く買い物にも便利。長く住んでいるが近年は新設の施設が増え、力が入ってるなと感じている」と、西区での暮らしについて話した。

西区地域協働課の丹羽雄亮さんは「地域の皆さんが主役になれるイベント。毎年多くの方で賑わい、世代間交流の場として続けていけたら」と語った。ほかにも、西区近郊の青果や加工品の出店、ぼっかけや神戸ワインなど神戸ならでは出店も充実していた。キッチンカーの飲食ブースも賑わい、参加者たちは思い思いの時間を過ごしていた。
西区の最新イベント情報は西区の公式インスタグラムにて。


伊川谷北高校書道部によるパフォーマンス


和太鼓 咲彗(すみれ)

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