おやこの広場 子育て支援ピーターパン「親子ヨガ」
5月15日(水)、おやこの広場 子育て支援ピーターパン「親子ヨガ」が春日台地域福祉センター(西区春日台)にて開催され、事前申し込みをした定員10組の親子が参加した。
春日台地域福祉センターでは子育て支援事業として、毎月第2火曜日に生後6ヵ月から5歳くらいまでの子どもと保護者を対象にさまざまな企画が行われ、楽しみながら交流やリフレッシュできる場を提供している。(5月のみ第3水曜日に変更)
今回はフィットネスインストラクターの﨑元宏美さん(スマイルスペース代表)を講師に招いた「おやこヨガ」。まず﨑元さんの自己紹介があり、「私のことはサッキー先生と呼んでください」と参加者に呼びかけて親しみやすい雰囲気の中で始まった。﨑元さんは犬のぬいぐるみを子どもに見立てて参加者たちに体の動きを説明した。「ヨガ」は体を動かすだけではなく、普段の日常生活の中で自身の体の使っていない箇所に気づく機会でもあるという。子どもを膝の上に乗せ、頭、肩、膝、つま先を手で何回もタッチ。続いて両足裏を合わせて胡坐(あぐら)に似た体勢を取った。これはヨガの「合蹠(がっせき)」ポーズで、股関節の柔軟性をアップさせ血流を高めると説明があった。三角座りした親の膝に子どもを滑らせたり、抱っこしながらスクワットも行った。
母親同士の交流にも工夫があった。子どもを抱いて足踏みしながら歩き回り、﨑元さんが手を2回叩くと近くにいた者同士がペアになり互いに自己紹介。また歩き始め、手を2回叩くのを合図に別の母親同士でペアになって再度自己紹介し、みんなが顔見知りになることができた。
後半は、ハイハイのポーズを取り親子でマットの上を動き回った。﨑元さんを囲むように円になり、ヨガの「卍」「三日月」「鷲」などの難しいポーズにも取り組む。照明を少し落とし、マットの上に仰向けに寝転がり、鼻から4つで呼吸を吸い口から6つで呼吸を吐く呼吸法で息を整え、クールダウンストレッチを行った。最後に今回の「おやこヨガ」の感想を参加者一人ひとりに発表してもらい終了となった。
帰り際には、婦人会のスタッフよりお菓子と手作りの工作がお土産として配られ、うれしそうに持ち帰る親子の姿が見られた。今回初めて娘の井本ゆまちゃん(10ヵ月)(西区春日台)と参加した母親は「ヨガを初めてしたのですが、とても楽しかったです。また家でもできたら良いなと思います」と感想を話した。生田綾子さん(西区樫野台)は萌華ちゃん(1歳5ヵ月)と参加し、「子どもがいながらヨガができてうれしいです。とってもリラックスできました」と感想を話した。
﨑元さんは「おやこヨガでは真面目にキッチリと全部しなくて良いので、楽しく過ごしてくださったらうれしいです。子どものことはお互いさまなので気にせずに気軽に参加してもらいたいです」と話した。
問い合わせ先/春日台地域福祉センター TEL(961)4888