2024神戸ミートフェア~肉の街KOBE~
5月3日(金・祝)~5日(日)、神戸港の波止場・中突堤(中央区波止場町)で「2024神戸ミートフェア~肉の街KOBE~」が開催され、連日の晴天にも恵まれ多くの人で賑わった。(主催/2024神戸ミートフェア実行委員会)
肉の消費拡大と国産牛肉の安全・安心への取り組みをPRするGW恒例の同イベント。コロナ禍の影響で中止が続き、5年ぶりの開催となった会場では、連日待ちわびた多くの来場者で大盛況だった。食肉関連業者による神戸ビーフのステーキや焼き肉、神戸ポークのスペアリブなど食欲をそそられる肉の良い香りが会場中に漂っていた。ほかにはウインナーや焼き豚、唐揚げ、さらには肉に合うオリジナルクラフトビールなど15のブースが並び、どれも長蛇の列ができ来場者たちはおいしい肉に舌鼓を打った。その中でも神戸ビーフ(神戸肉流通推進協議会提供)、じゃんぼすき焼き(兵庫県食肉消費対策協議会提供)の試食には整理券を求め早くから大行列。手渡された肉を頬張っていた長田区の里中真凛さん(小2)は「柔らかくておいしい」と満足そうに話した。
国産牛肉の安全・安心をPRするブースにはパンフレットが並べられ、掲示されたパネルに見入る来場者も。ほかには市内で化学肥料・農薬の使用量を減らした栽培方法で生産された「こうべ旬菜」の小松菜やブロッコリーも販売された。中央区から夫婦で訪れた鈴木真平さんは「海を眺めながら食べる神戸牛は最高!」とビール片手に赤らんだ頬で笑顔を見せた。また、各日先着200人にスタッフも着用している「肉の街KOBE」のオリジナルTシャツがプレゼントされるスタンプラリーも行われた。兵庫県食肉事業協同組合連合会の村上真之助会長は「長い歴史を持つ神戸ビーフを中心においしいお肉を皆さんにたくさん食べてもらえて良かった」と語った。神戸市経済観光局西農業振興センターの南優姫係長は「久しぶりの開催でしたが多くの方がお越しになり喜んでいただけたのが何よりです」と話した。