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HAPPY HOLIDAYS ~神戸の海辺で春を感じる音楽フェスタ~

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 4月7日(日)神戸ハーバーランドumieモザイク海側の高浜岸壁(中央区東川崎町)にて、「HAPPY HOLIDAYS~神戸の海辺で春を感じる音楽フェスタ~」が開催され、晴天のもと多くの人がイベントを楽しんだ。(主催/オリジナルイベント実行委員会)
 主催のオリジナルイベント実行委員会は、西神中央駅前での和太鼓イベントや、地元のお寺の焼失した本堂再建を目指すお寺マルシェなど、西区を中心に「誰でも参加でき、誰でも挑戦できる」をコンセプトに、毎回異なるテーマのイベントを企画し開催している。
 この日はポートタワーなど神戸港のシンボル的な風景をバックに、4tトラックの荷台をステージに使った、オープンマイクで休日を楽しむイベント。オープンマイクとは、海外発祥の「飛び入り参加型の音楽イベント」のこと。事前予約の必要もなく、〝マイクを飛び入りの客に開放する〟の意味があり、誰でも気軽にステージに立つことができるという。当日はドラム演奏を披露した参加者もいた。代表の大西雅美さんは「私も音楽をやっていましたが、こうやって発表できる場って少ないんです。だから出演する人を応援したいですし、お店の初出店に挑戦する人も後押ししたいと思っています」とエールを送る。
 ハンバーガーや唐揚げのキッチンカーのほか、手作りアクセサリー、ヘッドマッサージのお店などが出店。西区秋葉台から出店した「kobe めだか屋ゆぃ」は、自社で作りだした新品種の改良めだかを販売。オーナーの橋間唯さんは、「めだかは小さいながら生命力が強い所が魅力です。懐くしかわいいですよ。実際に見て、良さを知ってもらいたくてイベント出店しています」と話した。また、ColorGuard Team Noah(ノア)は音楽に合わせた大きな旗を使った演技を披露。青空の下で風になびく旗は清々しく、訪れた人を楽しませていた。姫路から訪れた60代の大塚さん夫妻は「神戸の行きつけのお店へ行った帰りに寄りました。ビールを飲みながら南京玉すだれのステージを見せてもらって面白かったです」と笑顔で話した。
 多くのイベントを手掛ける大西さんは、現役パティシエの顔も持つ。こだわりのマロンパイを販売し「ただただ自分が見てみたいと思ったイベントを主催しています。来てもらった人に思い出とともに持ち帰って欲しい想いを込めて、味にもこだわったマロンパイも自分で作りました」と話す。西区押部谷の休耕田を開拓し「大西ファーム」と名付けた土地では、週末農業などを楽しんでいるという。「動物がいて音楽が溢れ、高齢になってもそれぞれに役割があるような理想郷をつくることを目標にのんびりと活動しています。賛同してくれる人はウエルカムです!」と笑顔で呼びかけた。

※次回のイベントは
 日時/5月19日(日)午前10時~午後4時
 会場/神戸ワイナリー(農業公園)


マロンパイを持つ大西雅美さん(中央)

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