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西区

地域子育て支援拠点 コラボカフェ「親子でふれあい遊び」

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 4月18日(木)、「コラボカフェ 親子でふれあい遊び」が神戸市看護大学 学生会館1階(西区学園西町)で開催され、事前申し込みをした7組の親子が参加した。
 「コラボカフェ」は神戸市と大学連携の「地域子育て支援拠点」として開設し、本年度で12年目を迎える。生後2カ月かつ首がしっかり座ってから3歳までの未就園児とその保護者が対象。楽しく遊びながら気軽に子育て中の親子が情報交換や交流できる場として、原則毎週火・木・金の午前9時45分〜昼12時15分、午後1時〜3時半に開催している。
 「親子でふれあい遊び」はコラボカフェ開催日の木曜日午前に常駐の保育士によって約30分間行われている。この日は手遊びの「はじまるよ」から始まった。参加者たちは保育士たちを囲むように座り、親子で歌とリズムに合わせて楽しんだ。次に、保育士の岡本玲子さんによる「れいぞうこ(新井洋行/著)」の読み聞かせが行われた。続いてバスに乗って出発するストーリー仕立てのふれあい遊び。保護者たちは子どもを膝の上に乗せて座り、「バスに乗って」の音楽に合わせて足を揺らし体を動かした。バスでお弁当を食べる設定で「お弁当箱の歌」などを参加者全員で元気いっぱいに行い、会は終了。最後には端午の節句が近いこともありプレゼントとして保育士手作りの鯉のぼりが配られた。終了後も閉館まで自由に遊ぶことができ、希望者には幼児の手形のスタンプ、身長や体重の計測も行った。
 コラボカフェの参加後には隣接する同大学の学生食堂を利用し、親子同士で和気あいあいと昼食をとる姿もあった。保育士の岡本さんは「ふれあい遊びでは季節を取り入れた内容だけでなく、参加者のお母さん方とお話した時にお子さんの好きなものを教えて頂き積極的に取りいれています。4月には新しく参加される方も多いのでお声掛けもさせてもらっています」と話した。同大学いちかんダイバーシティ看護開発センターの水川真理子さんは、5月からはコロナ禍前と同様に事前予約が不要になるので気軽に参加してほしいと呼びかけた。
 丹田陽大ちゃん(1歳8カ月)の母親、綾香さん(西区学園東町)は友人に誘われて参加したと言い「広いスペースでゆったり遊べるのが良いですね、子どもも家で一人よりみんなで遊ぶのが好きみたいで、楽しんでいます」と笑顔。濱田瑛心ちゃん(1歳10カ月)と絃心ちゃん(6カ月)の母親、温子さん(西区学園東町)は「上の子が4カ月から参加させてもらっています。いろんなママたちとお話ができ、子どもは家にないおもちゃで遊び、家に居るより楽しんでいます。下の子の授乳中には上の子を保育士さんが見ててくれるので安心ですごく助かります」と話した。

まちの保健室 子育て支援(すこやかクラブ)
※予約不要
子育て中の家族を対象に小児看護学の教員が相談を受付。「ちょっとした気がかり」を話してみては。
日程/(令和6年)5月8日、7月3日、9月18日、11月20日(令和7年)2月12日、3月5日 すべて水曜日
時間/午後1時半~3時半
場所/神戸市看護大学コラボカフェ(西区学園西町3・4)

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