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垂水区

「ひょうごヤクルトpresents ファミリーコンサート2024」

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 4月3日(水)垂水区文化センター レバンテホール(垂水区日向)で「ひょうごヤクルトpresentsファミリーコンサート2024」が開催され、約500人の親子連れが参加した。(主催/兵庫ヤクルト販売株式会社)
 兵庫ヤクルト販売では地域住民の健康づくりを目的に健康フェスタを長年開催してきたが、新たに子育て世代に向けたイベントとして昨年からファミリーコンサートを開催。今回で3回目となる。同コンサートは「うたって踊って楽しもう!0歳からの親子コンサート」と題されており、0歳から入場可能でしかも無料とあって先着順での事前申し込みは早くに満席となった。また全席指定席のため当日は混み合うことなく入場できた。
 オープニングの「さんぽ」の演奏が始まると子どもたちは大喜び。「大きな栗の木の下で」では手遊びを交えながら大合唱となった。楽器紹介ではテノール歌手で演出家としても活躍するケーシーハシモトさんから「何という楽器か分かる人?」の問い掛けに「バイオリン」「チェロ」「ドラム」と元気よく答えていた。続いて「みんなで『エビカニクス』を踊るから舞台に上がってもいいよ」と呼び掛けると子どもたちは一目散にステージの上へ。撮影可能ということで保護者らはスマホで我が子の楽しそうな様子を収めていた。
 次はタンバリン博士こと田島隆さんによるショー。田島さんは世界各国のタンバリンやフレームドラムを日本で唯一演奏できるタンバリン演奏家。幅広い音域を披露すると会場からは驚きの声が。「みんなでリズムマスターになろう!」とタンバリンに合わせて手拍子や足踏みをして盛り上がった。「はらぺこあおむし」の歌では絵本を持った青虫が登場すると笑いが起こり物語に合わせ青虫から蝶になって再登場するとひときわ大きな笑いに包まれた。最後は公式キャラクターのヤクルトマンも登場し「ジャンボリミッキー」を全員で踊った。西区井吹台東町から家族4人で来場した西森花奈さんは「小さい時から音楽に触れさせたくて参加しました。生演奏はいいですね」と話し、息子の颯ちゃん(3歳)はステージで踊ったそうで「楽しかった」とにっこり。
 プロの音楽家によって歌や楽器が奏でられ、音楽だけでなくダンサーと一緒に体を動かしたり面白い仕掛けがあったりと飽きさせることのないプログラムだった。参加者の多くは小さな子ども連れで多少ぐずっても温かく見守る雰囲気があり、親子で一緒に楽しむことができた。また、コンサート終了後には事前に抽選で選ばれた子どもたちがキッズ用ヤクルトの制服を着用して記念撮影が行われた。兵庫ヤクルト販売株式会社宅配事業部の中嶋英男統括マネージャーは「いつも地域の皆さまに支えられているのでこれからもイベントを通じて恩返しをしていきたい」と感謝を口にした。

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