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垂水区

にしの街のマルシェ 春マーケット

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 3月29日(金)「にしの街のマルシェ 春マーケット」が神戸マツダイベントスクエア(垂水区青山台)にて開催され、春休み中の親子連れや近隣住民およそ60組が集い賑わいを見せた。(主催/まんまる)
 同イベントを主催するまんまるは、「垂水の街をママも子どもも楽しめる場所に」をコンセプトに垂水区近隣在住の4人のママたちで結成。ママが子連れで出店・参加できるママのためのマルシェ「にしの街のマルシェ」を開催している。
 この日の出店は飲食、ハンドメイド体験、ガレージセール、ママ向けプチセミナー、写真撮影会の5ジャンル、13店舗が出店。子どもたちが店員を務め、陳列から客寄せ、出店接客と販売体験が出来る「子ども店長」の試みを初めて行った。
 垂水区東垂水から参加の坂岡美璃沙さん(5歳)は、子ども店長として参加。母の希美さんは「積極的に呼び込みと商品のお勧めをし、アンパンマンのボールを買ってもらっていました。子どもがいっぱいいて遊ぶスペースも広く、親子ともにずっと居たいと思えるイベント」と満喫した様子だった。
 会場となった神戸マツダイベントスクエアは、「お客さまとともに楽しみ、ともに創る体験型モビリティテーマパーク」として地域に愛される場所を目指し、2020年10月にオープン。地域とタッグを組んで、子どもから大人まで幅広い年齢層が楽しめるイベントを開催してきた。コロナ禍において大々的なオープンができない、カーショップなので敷居が高いと定着には時間を有したが、垂水区の地域協働課や区長の視察を重ねて紹介が進み、さまざまな親子交流の場として利用者が増えているという。イベント担当者の上野和良マネージャーは「週末と定休日を除く月・火・木・金は地域活動の場として無料で提供しています。今後は利用者、参加者同士の交流がもっとつながり、人と人を繋ぐ拠点となれたら」と期待を膨らませた。
 主催メンバーののぶしろとこもこさん(垂水区霞ヶ丘)は小学1年生の息子と参加。「子ども店長は入れ替わりながら常時7~8人が参加してくれ、中学生のお兄ちゃん2人が場を回してくれました。高学年が店番、低学年が呼び込みと役割分担も出来ていた。すっかりお任せでき私が一番楽しみました」と、手応えを感じた様子だった。
 歌敷山から参加の矢嶋志保さん(3歳)は手作り石けんを使ったワークショップを体験。今回初めて訪れたという会場は「広くてきれい。こんな場所があったとは知らなかった。近所の公園は小さいのでのびのび遊ばせられるのがうれしい」と親子でイベントを楽しんでいた。ほかにも「親もゆっくり楽しめた」「子どもたちのもっと遊びたい!が止まらない」「娘が孫を連れてきてくれた」との声が聞かれ、多世代が集い、誰もが思い思いに充実した時間を過ごしていた。
 今後も季節ごとの工夫を凝らしたマルシェを計画中。次回は6月を予定している。
 開催情報はまんまる公式Instagramにて。

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