編集記事

須磨区

親子でしゃぼん玉を飛ばそう!!

記事 親子でしゃぼん玉を飛ばそう!!のアイキャッチ画像

3月20日(水・祝)、神戸総合運動公園・ユニバー記念競技場(須磨区緑台)で「親子でしゃぼん玉を飛ばそう!!」が開催された。小学生以上の子どもと保護者の16組が参加し、園内の竹を使った手作りの道具で広場いっぱいにしゃぼん玉を飛ばした。 (主催/(公財)神戸市公園緑化協会、協力/コスモスの丘市民ボランティア)

このイベントは神戸総合運動公園・魅力あっぷセミナーの一環として初めて開催。講師は〝しゃぼん玉おじさん〟こと溝渕英人さん。溝渕さんは同公園「コスモスの丘市民ボランティア」の一員で、菜の花やコスモスを栽培し、「コスモスまつり」「菜の花まつり」などのイベントではしゃぼん玉を披露している。妻の由美子さんと2人でフィンランドのヘルシンキを旅した時にしゃぼん玉遊び道具に出会い、子どもたちを喜ばせたいと日本に持ち帰り10年ほど前から活動している。

まず、園内の広場で溝渕さんが特大のしゃぼん玉や、この日のセミナーで参加者が作るしゃぼん玉遊び道具を使ってしゃぼん玉を披露。その後、親子はユニバー記念競技場の会議室で道具作りに取り掛かった。竹竿の一本に紐を結び、定規で紐に14㎝と21㎝の印をつけ、印を合わせてタコ糸で結び、最後にもう1本の竹竿に結んで銀のシールを貼って完成。溝渕さんは「道具にしゃぼん玉液をゆっくりつけて、ゆっくりあげ、ゆっくり広げる。バケツに入った液をジャバジャバしたらあかんよ。飛ばなくなるからね」「背中に風を当てるように。逆だと顔に当たるよ」としゃぼん玉を飛ばすコツと注意を伝えた。溝渕さんが試行錯誤し3年ほど前に完成させたという特製のしゃぼん玉液を一人ずつ受け取り、園内の広場に移動。子どもたちは自分で作ったしゃぼん玉道具を手にし、しゃぼん玉液につけて、空に向かって高く大きく広げた。風に乗って広場いっぱいに広がるしゃぼん玉に、子どもたちの歓声が盛んに響いた。

西宮より参加した保育園からの仲良しという衣斐千夏さん、周悠嘉さん(西宮市立深津小3)は2人で1つの道具を作成。2人とも「楽しかった。しゃぼん玉がきれいだった」と満面の笑顔だった。溝渕さん夫妻は「元気でいるうちは続けたい。16組でしゃぼん玉を飛ばす機会は初めてで感動しました」と話した。


溝渕英人さん

カテゴリー