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西区

いぶききた資源回収 ステーション

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2月14日(水)に、井吹北地域福祉センター内にいぶききた資源回収ステーション(西区井吹台北町)がオープンした。(運営主体/井吹北ふれあいのまちづくり協議会)
資源回収ステーションは地域のリサイクル拠点として、「まわり続けるリサイクル」を実践する場として、また、リサイクルをきっかけにした利用者同士の交流の場「コミュニティースペース」も兼ね備えた新施設。西区では玉津にある資源回収ステーションに続いて2番目のオープンとなる。
同センターの入口の資源回収ボックスには「ペットボトル→ペットボトル」「歯ブラシ→プラスチック製品」などと何にリサイクルされるかイラストを使って分かりやすく説明されている。これまでリサイクルを意識していなかった幼児から高齢者が身近に学べるようになっている。開場時間内はいつでも自分の好きな時に資源ごみを出すことができ、指定のごみ袋も不要。(資源ごみを出す際にはきれいに洗浄することが必須)井吹北ふれあいのまちづくり協議会の村林ひとみさんは、まだ開設して間もないが「ガスボンベ・スプレー缶」が一番多いと話し、基本的には空のスプレー缶を出してもらうが、缶に中身が残っていても館内のスタッフに声をかけてもらえば出すことも可能ですと説明。
館内には資源ごみを出すついでに休憩や友人、地域の人とゆっくりと会話できるコミュニティースペース「おしゃべりコーナー」も併設している。また施設内のQRコードからラインで友だち登録をすると資源回収ステーションの利用方法や不明点の問い合わせができるほか、資源ごみを出すとポイントが貯まるシステムになっており、楽しみながらごみ出しができるように工夫されている。
村林さんは今回の開設にあたって「資源回収ステーションの利用時に交流が深まればうれしいです。同センターへ足を運ぶきっかけともなり、エコ、リサイクルへの理解も進み認知度も高まれば、なおうれしいです」と話した。資源回収の以外にも神戸市の生ごみ減量プロジェクト「こうべキエーロ」にも取り組んでいる。「キエーロ」とは、微生物の力で生ごみを分解するコンポストの一種。「ペットボトル」回収ボックスの横に設置されている。
◆井吹北地域福祉センター  (西区井吹台北町2・17・ 7)
開設時間/午前9時~午後 5時(土曜日のみ12時まで、 日曜・祝日休館)
TEL・FAX/(939 )2146


村林ひとみさん

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