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西区

第2回 NPO地域貢献活動フェア

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「第2回NPO地域貢献活動フェア」が2月18日(日)は兵庫県学校厚生会館(中央区)、2月25日(日)はプレンティ西神中央プレンティホール(西区糀台)でそれぞれ開催され、両会場で約120人が参加した。(主催/神戸市、企画運営/認定NPO法人コミュニティ・サポートセンター神戸(CS神戸)、認定NPO法人しみん基金・こうべ、智雲ボランタリー活動研究所、実施協力/一般社団法人SAZARE、広報協力/神戸市・区社会福祉協議会)
神戸市ではNPOなど1500以上の団体が高齢者・子ども・外国人・障がい者の支援や環境保全、スポーツ文化振興など自分たちの住む地域を良くするためのさまざまな活動に取り組んでいる。しかし一方で活動団体の担い手不足が課題となっており、同フェアでは地域の活動団体が一堂に会し地域貢献活動に興味・関心のある市民と繋げる場として、第1回目は今年1月に市内5会場で開催され、今回が2回目となる。
25日のプレンティホールには28団体が参加。最初に同フェアの趣旨説明や各団体からの活動紹介があり、その後はそれぞれのブースで個別に詳しい説明を受けることができた。また3月頃に関心のある団体で体験ができるインターンシップが予定されており、実際に活動する場を提供している。
西区狩場台・糀台地域の「NPO法人コミュニティかりば」では空き店舗を活用したコミュニティスペースを中心にセルフ喫茶やフリマ販売、太極拳など住民同士を繋ぐ活動を展開。熱心に話を聞いていた大学2年生の溝端真歩さんは「大学で福祉を学んでいるが思っていた以上に活動の幅が広くて驚いた。出来そうなことからやってみたい」と話した。障がい者の生活介護事業所「NPO法人ゆいまーる神戸」(須磨区菅の台)では利用者が安心して過ごせる居場所を目指し、話し相手や散歩の付き添いなどを募集。櫻井裕士さん(西区樫野台)は機能訓練指導員の資格を持ち「自分ができそうなボランティアの情報収集のために来場した」と説明を聞き、3団体の見学を申し込んでいた。ほかの参加団体の「みんなのこども食堂にじいろ」は学園都市駅前ユニティ(西区学園西町)で毎月、子どもや子育て家族への食事の提供と学習支援を行っており、子ども食堂開催当日の調理や子どもの見守りを募集。「NPO法人神戸定住外国人支援センター」(長田区)は外国にルーツを持つ子どもの学習支援や高齢の在日コリアンとの交流会サポートのボランティアを募り「外国語が話せなくても大丈夫です」と呼び掛けていた。担当者は「本フェアが地域の課題や活動団体を知ってもらう最初のきっかけになればいいですね。話を聞くだけではなく体験することで参加する側と受け入れる側でのミスマッチを防ぐことができる」と話す。来場者からは「直接話せたので不安が解消された」「いろんなジャンルのボランティアがあるので話を聴いてから判断したい」など熱心に聞き入る姿が多く見られた。

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