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おやこっ子ランド

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2月16日(金)「おやこっ子ランド」が糀台地域福祉センター(西区糀台)にて開催され、親子8組が参加した。(主催/西区子育て夢センターあゆみ)

このイベントは地域の子育て支援として未就学の子を持つ親子を対象に、保護者同士の交流の場として、また親子で一緒に楽しみながらいろいろな遊びを行う目的で定期的に開催されている。事前申し込みの必要がなく、室内で行われるので天候にも左右されることなく気軽に参加できる。

この日は同センターに隣接するあゆみ幼児園(西区糀台)の杉山慰江さんが担当し、民生委員のボランティアが補佐を務めた。杉山さんは親子たちを明るく元気なあいさつで出迎えた。室内には同園から持参した手作りの玩具などが並べられており、参加者たちは開始まで自由に遊ぶことができた。杉山さんを囲むように親子で座り、名前が呼ばれると杉山さんの持っている子豚の人形にタッチしにいく形式で出欠を取り、会は始まった。月齢の小さな赤ちゃんが人形をタッチしに行く時には「可愛い」と室内に歓声が上がり、和やかな雰囲気に包まれた。

次に杉山さんは紙芝居「おすわりやす、いすどっせ!(長野ヒデ子/著)」を披露。「おすわりやす、いすどっせ、あんまり乗ったら こけまっせ」と主人公の女の子が歌う場面に合わせて、保護者は子どもを自分の膝の上に乗せて揺らし、ふれあい遊びに繋がっていく。次に「こちょこちょ遊び」は、子どもを寝転がして「一本松こちょこちょ~」の歌に合わせくすぐる。子どもたちの弾む笑い声が室内に響いていた。

季節感を取り入れた工作「バレンタインのクッキー作り」では、事前に用意されたクッキー型の画用紙にチョコレートに見立てた画用紙や、ホイップクリームに見立てたフワフワのリボンで飾り付け。色鉛筆やシールも使い、思い思いにオリジナルのクッキーを親子で作る。上手にできたクッキーをうれしそうに杉山さんに見せに行く女の子の微笑ましい姿もあった。最後に季節感を取り入れた紙芝居として「鬼のパンツ(長谷川義史著)」が披露され、杉山さんと一緒に参加者が歌い、約1時間のプログラムは終了した。

5カ月の娘、ひよりちゃんと参加した並木さん(西区糀台)は「人に会う機会がないので、参加しました。同じ年の子の知り合いが少ないので、こうやって同年代の子と遊べるのがうれしいです。家に二人でいる時は寝ている時間が多いのですが、ここに来ると楽しいみたいで娘はずっと起きています」と笑顔で話した。1歳5カ月の娘と参加した母親(西区美賀多台)は「子どもが楽しんでいるので毎月参加しています。今回は制作遊びと箱の中に入って動くおもちゃをとても楽しんでいました」と話した。

杉山さんは「今日はたくさんのお友達が集まってくれて、バレンタインや節分など2月にちなんだ遊びを一緒に楽しむことができて良かったです」と感想を話した。また、「青空保育」など自由に参加できるイベントをほかにも開催しているので、親子で一緒に遊びに来てくださいと呼びかけた。

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