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垂水区

動物や果物を手話で表現 「冬休み子ども手話交流会」開催!

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12月26日(火)、垂水区文化センター(垂水区日向)3階多目的ホールで「垂水区冬休み子ども手話交流会」が開催され、垂水区の年少から小学1年生~中学3年生の13人とその保護者が参加。冬休みのひと時、手話でのあいさつやカルタ、ビンゴゲームなどで、聞こえない人たちとの交流を楽しんだ。(主催/垂水区聴力言語障害者福祉協会)
主催の「垂水区聴力言語障害者福祉協会(会員27人)」は垂水区の小学4年生を中心とした福祉学習会や、火曜日の夜と水曜日の昼に手話サークル活動を行っている。
こども手話交流会は毎年、夏休みと冬休みに開催している恒例のイベント。はじめに同協会事務局長の田中佳代さんが「今日はみんなと楽しく交流したいと思います」と手話であいさつ。スタッフ15人の紹介後、子どもたちは「じゃがいも、トマト、にんじん」の3チームに分かれ、手話であいさつや自己紹介を行った。
その後、子どもたちは一人ずつ前に出て「絵合わせカルタ」を実施。動物の頭と胴体が2枚に分かれたカードを選び、絵合わせをしながらワニ、ゾウ、ネコ、トラなど13種類の動物を順番に身振りで表現、何の動物かを全員で当てあった。スタッフはワニは両腕を大きく上下に開き、ゾウは腕を左右に振るなど、動物をあらわす手話を子どもたちに伝えた。
続いて「くだものビンゴゲーム」。まず、子どもたちが好きな果物をグループで相談して9個のマスに鉛筆で描く。スタッフが順番にバナナやりんご、ぶどう、みかんなどの果物を手話で伝えた。紙に描いた果物が2つ揃うと子どもたちから「リーチ!」、3つ揃うと「ビンゴ!」と元気な声があがった。その後、保護者もゲームに参加し身振り手振りで果物を伝え、どのチームが一番早くすべてのマスが埋まるかを競った。
鳥居千誉さん(霞ヶ丘小2)は昨年の夏休み前に舞子公園で手話体験会、夏休みには手話交流会に参加。TV番組の「みんなの手話」をみてだんだん楽しくなり、あいさつなど友だちに自慢できるほど上達したという。「みんなやさしくて、すごく楽しかったです」と満面の笑顔。一緒に参加した友人の吉田咲耶さん(千代ヶ丘小2)は「みんながやさしく教えてくれて、わかりやすかった」と話していた。

(左から)鳥居千誉さんと吉田咲耶さん

代表の田中さんは「子どもたちが楽しく盛り上がっていたので、私たちも楽しかったです。コロナ禍も落ち着き、たくさんの子どもたちが参加してくれてよかった」と話していた。


代表の田中佳代さん

※「動物や果物を手話で表現 冬休み子ども手話交流会開催!」の内容に誤りがございました。訂正させて頂きます。ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

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