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須磨区

Sumarché(すまるしぇ)開催! 〜焼き菓子や手作り雑貨販売〜

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12月21日(木)、須磨区役所(須磨区大黒町)2階エレベーター前でSumarché (すまるしぇ)が開催され、区役所で働く職員や地域住民が、焼き菓子や手作り雑貨を買い求めた。(主催/須磨区自立支援協議会「すまいんど」部会)
Sumarché(すまるしぇ)はSuma(すま)とmarché(フランス語で市場)を組み合わせたネーミングで障がいをもつ人の社会参加の場と交流を目的に開催され10年となる。すまいんど部会に加盟している4事業所が順次出店し、毎月第4木曜日午前11時~午後2時に手作り商品を販売している。
この日は4事業所に加えて12月24日が須磨区のゆるキャラ「すまぼう」の誕生日であることから、当日限定ブースが設けられ、スポンジや瓦せんべいなど「すまぼうグッズ」が大集合した。
就労継続支援B型事業所の「友が丘作業所」(須磨区友が丘)はレモンやイチジク、黒豆などを使った焼き菓子と、一つひとつ手織りした布を使用したバッグやポーチなどのさをり織製品を販売。灘の酒造メーカー剣菱と神戸の洋菓子店・ファクトリーシンとコラボした人気の酒ケーキの販売もあった。特定非営利活動法人・身障コウベの会の「ワークホーム須磨」(須磨区平田町)はメレンゲや焼き菓子のバラエティ袋、豆せんべいなどを販売。就労継続支援B型事業所のヨハネの森は「健康第一」や「為せば成る」などの言葉や鳥やダルマの絵が描かれた付箋紙、一番人気のディッシュクロスなどを販売した。障害者地域生活支援拠点「スマイルこすもす」(須磨区大田町)はクリスマスカードやお年玉のポチ袋、クリスマスツリーやベルを模ったアロマストーンなどが並べられた。季節柄、クリスマス用にラッピングされた焼き菓子が飛ぶように売れていた。会場にはすまぼうへお誕生日メッセージを送るコーナーも設けられ、子どもたちからメッセージが多く寄せられた。


すまぼうにお誕生日メッセージを書いた竹内維詩衣ちゃん(4歳)と弟の音くん(1歳)

スマイルこすもすでポチ袋を作成している上賀令子さんは「自分の作品が並んでいるとうれしい。売れるともっとうれしい」と話していた。昼休みに訪れ、焼き菓子を購入していた区の職員は「娘が好きなので毎月楽しみにしています」と笑顔をみせた。
運営担当の社会福祉法人神戸聖隷福祉事業団(きたすま障害者相談支援センター)の武田真由さんは「販売額が増えると作り手のメンバーさんのお給料もアップし、励みになります。横尾、白川台、名谷、須磨のコープでも月に一度、1~2事業所が販売していますので、ぜひご利用ください」と呼びかけた。


上賀令子さん

*コープ販売予定
白川台・第1金曜日
横 尾・第2火曜日
名 谷・第2水曜日
須 磨・最終火曜日

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